2022年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 福祉, その他の関連分野
2022年度活動報告書
2022年度に学習の題材として取り上げている分野 環境 福祉 情報
活動の概要
本校は,「自学・自律・共育」を学校教育目標として,教育活動に取り組んでいる。2022年度はESDの中でも「環境教育」と「情報教育」に焦点をあてて,学習活動に取り組んできた。
① 昆虫採集(3年生)
本校は市川市の北部に位置しており、自然が多く残っている。大柏川第一調節池緑地では、カブトムシやクワガタムシ、さまざまな種類のバッタ、トンボにチョウとたくさんの昆虫を見ることができる。実際に採集して体の仕組みを観察したり、実際に育ててみたり体験的な活動を進めた。学校から歩いていける距離ということもあり、夏と秋の2回見学に行き、観察することで昆虫の成長による違いを比較することをした。また、タブレットを活用して昆虫の生態を調べるなどICT機器の活用を積極的に取り入れた。
② 地域大野(2、3、4年生) 稲作体験(5年生)
2019年に40周年を迎え,地域と学校の変遷に目を向けた。昔は深田が広がる農村地帯であったことや,土地改良事業によって区画整理され,調整池もできたことなど,2,3,4年生で学習した。それぞれの学年の実態に合った地域学習や環境教育の中で,大野の歴史を学んだ。また,5年生は地域で稲作体験を行っている。体験はとても有意義なものである。稲作体験は大柏川第一調節池緑地でNPO団体「緑の水がき隊」さんの指導の下行っている。今年度は校庭にある田んぼでの稲作体験を行った。
③ 大書会(6年生) オリンピック・パラリンピック教育(4年生)
大野小では毎年6年生が「大書」を行う。書き初め用紙よりも大きな紙に毛筆で好きな字を書き,それを卒業式に掲示する。普段使う筆とも違う芸術にも似た大書を行うことで,日本の文化を知ることで国際理解につなげた。また,4年生ではオリンピック・パラリンピック教育を進め,アイマスク体験や車いす体験などを行った。実際に「ボッチャ」を借りてきて児童に体験させたり,パラリンピックの選手を招いて交流をしたりと体験学習に重きを置いた。
④ プログラミング教育(全学年)
本校はGIGAスクール推進校に指定されており、全学年でタブレットを学習で積極的に活用している。タイピング能力の向上のために、週に一回、全校一斉にタイピング学習に取り組んでいる。総合的な学習の時間ではプログラミング教育を行う学年もあり、アプリの作成に取り組んだ。コロナ禍の時代背景に合わせて、学校に登校できない児童もオンラインで授業に参加できる体制作りもできている。
来年度の活動計画
1 昆虫採集(3年生)
2 地域大野(2,3,4年生)
稲作体験(5年生)
3 大書会(6年生)
オリンピック・パラリンピック教育(4年生)
4 プログラミング教育(全学年)