| 所在地 | 〒792-0024 愛媛県新居浜市宮西町5-81 |
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| 電話番号 | 0897-33-9135 |
| ホームページ | https://niihama-kita-j.esnet.ed.jp/ |
| 加盟年 | 2015 |
2025年度活動報告
減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費
本校では、「私たちはどのようにすれば人や自然に優しい街づくりができるだろうか」というテーマのもと活動を行っている。総合的な学習の時間を中心に、身近な地域に貢献できる生徒の育成を目指して、3つの視点(環境・個人と社会・人権)を設定し、体験活動を軸に学習を進めた。また、教科学習など、全教育活動と連携を図りながらSDGsの達成を目指している。
〇全学年「人権・同和問題学習」
(ねらい)
・ 自らの生い立ちや被差別体験、識字学級で文字を獲得していったお年寄りの方たちから教えられた経験について語っていただき、差別の不当さと正しい知識を持つことの重要性を学ぶ。また、命を大切にする心と前向きに生きる勇気を育む。
(活動の実際)
・ 外部講師に講演をしていただいた。人権問題を明るく前向きに捉えた、笑いあり深い学びありの軽快な話に、会場みんなが引き込まれる有意義な時間となった。
・ 生徒とのトーク・コーナーを設けていただき、いろいろな質問にも答えていただいた。
〇1年生「ふるさと学習」
(ねらい)
・ 近隣校区にある新居浜市産業遺産を実際に見学し、ふるさと新居浜を知り、郷土を愛し、持続可能な社会をつくろうとする態度を育成する。
(活動の実際)
・ DVD「百年の計」を視聴し、新居浜について知ることができた。
・ 別子銅山について、調べたいテーマを決定し、それについて調べ学習を行った。
・ 日暮別邸記念館を見学することで、新居浜の近代化の歴史に触れることができた。
・ 明治期の貴重な建築美で、レトロな空間を体感することができた。
〇2年生「職場体験学習、マナー講座」
(ねらい)
・ 勤労の意義について、実体験を通して学ぶ。
・ 挨拶や言葉遣い、マナーなど社会性を身に付ける。
(活動の実際)
・ 企業や事業所で、5日間働くことを体験した。
・ 社会人として基本的なマナーや言葉遣いを学んだ。
・ アポイントメントの調整に向けて、電話応対を行った。
〇3年生「いのちの授業」
(ねらい)
・ 赤ちゃんやその母親と触れ合う中で、赤ちゃんが持つ周りの人たちを幸せにする力を体感する。
・ 命や子どもを育てていくことの大切さや喜びを知る。
(活動の実際)
・ 事前と事後のアンケート調査を実施した。
・ 抱っこしたりあやしたりする中で、お母さんへの質問をしながら触れ合い活動を行った。
・ 外部講師に「いのちのはなし」をしていただいた。命の不思議や自己肯定の大切さを学ぶことができた。
来年度の活動計画
<環境> 自然環境や社会環境について体験活動や直接調査を通して自分ごととして考える。特に、社会問題である少子高齢化対策で行っている福祉の現状と課題を知り、私たちが安心して生活するための考えを深める。【目標3、8、11、14】
<個人と社会> 持続可能な社会を創ることを目指し、有限性や多様性、公平性という価値概念を通して、個人の評価と行動によって社会開発を目指す。 【目標4、11】
<人権> 様々な人権問題を知り、自他の生命を尊重しようとする立場から、問題解決に主体的に関わる態度を育てる。また、違いを認め、共生を目指す取組を考える。
【目標3、10、11、16】
〇 各学年の取組
<1年> 「自分自身や個人間の関わりと私たち」(50時間)
自然の家体験、認知症サポーター養成講座、ふるさと学習、人権・同和問題学習、働く人に学ぶ会
<2年> 「集団や社会との関わりと私たち」(70時間)
ふるさと学習、修学旅行、人権・同和問題学習、職場体験学習
<3年> 「より広い集団や社会との関わりと私たち」(70時間)
川西分校との交流学習、人権・同和問題学習、乳幼児との交流活動(いのちの授業)
自分の生き方
