- ならしりつみあとこどもえん
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奈良市立都跡こども園
- Nara Municipal Miato Children's garden
- 種別幼稚園または幼保連携型認定こども園 地区近畿地区
- 主な活動分野環境, 食育, その他の関連分野
| 所在地 | 〒630-8014 奈良市四条大路5-2-55 |
|---|---|
| 電話番号 | 0742-33-5661 |
| ホームページ | https://www.city.nara.lg.jp/site/miato-k/ |
| 加盟年 | 2013 |
2025年度活動報告
環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 食育, その他の関連分野
本園は「身近な環境との関わりの中で、主体的に活動し、創造性豊かな子どもを育成する」を教育目標としている。ユネスコスクールの主な活動分野である『環境』『世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等』『食育』の3つの分野を通して、身近な環境に目を向け、自ら関わることで、自分たちにできることを考え、行動できる子どもの育成を目指し、継続して取り組んでいる。
①奈良の鹿愛護会へドングリを寄付し、鹿を守る取り組み
冬場、餌が少なくなる奈良公園の鹿のために、鹿の大好きなドングリを届ける取り組みを継続している。地域の方と一緒に園外保育で平城宮跡へ出かけ、「鹿さんにあげよう!」とたくさんのドングリを拾って集めた。また、子ども達が家庭から持ってきてくれるドングリも加わり、園・家庭・地域が一丸となってドングリをたくさん集めることができた。5歳児は奈良の伝統行事である鹿寄せを見た後、鹿愛護会の施設である鹿園を訪れ、みんなで集めたドングリを届けた。鹿園では愛護会の方から、怪我をした鹿のことや、鹿が誤ってごみを食べてしまわないようにすることなど、鹿の保護について大切なお話を伺った。この経験を通じて、子ども達は自分たちの住んでいる奈良の鹿をより身近に感じるようになった。自分たちの思いや行動が鹿を守ることにつながることや、人とのつながりを実感することで、地域の環境を大切にしたいという気持ちが育まれた。
②自分たちの町を知り、世界遺産を大切にしようとする気持ちを育む取組
本園は地域に平城宮跡、薬師寺、唐招提寺と3つの世界遺産があり、歴史的由緒ある地域に立地している。唐招提寺への園外保育では、お寺の方から仏像や屋根を支えている隅鬼について詳しくお話をしていただいた。事前に絵本で唐招提寺の隅鬼についての話をしていたので、子どもたちは実物を見ることをとても楽しみにしており、「隅鬼見つけた!」「屋根重そう」と大変喜んでいた。地域の方も付き添って安全を見守ってくださり、地域の方との交流を通じて世界遺産に触れ、奈良の歴史を知る貴重な機会となった。
③栽培・食育の取り組み
園の畑では、玉ねぎ・トマト・サツマイモ・大根などたくさんの野菜を育てている。玉ねぎの栽培では、地域の栽培が得意な方に植え方を教わり、一緒に苗を植え、毎日水をやったり雑草を抜いたりして世話をしてきた。野菜が大きく育ち、収穫時には子どもたちが「お家に持って帰りたい」と言い、それぞれ1つずつ持ち帰ることになった。その後、保護者向けのアンケートを実施して、持ち帰った野菜がどのように使われたかを聞くことで、家庭との連携を大切にした。「自分たちが育てた玉ねぎを家族みんなが食べてくれることに喜びを感じていた」「いつも野菜をあまり食べないのにパクパク食べていた」など、自分たちが育てたものいただく喜びを存分に味わっている様子など嬉しい声が寄せられた。
来年度の活動計画
次年度も3つの世界遺産に囲まれた地域という恵まれた環境を活かし、これまでの活動を継続していきたい。子どもたちが豊かな経験が得られるよう、地域の方や保護者と連携し、園・家庭・地域が一体となって取組を進めていく。保育者間で今年度の活動についての評価・反省を行い、様々な活動を通して、子ども自身が「自分達で何ができるか」を考える力を育てることを大切にしていきたい。これらの取組の様子は、園のホームページや掲示物を通じて、広く発信していきたい。
