| 所在地 | 〒580-0003 大阪府松原市一津屋1-10-9 |
|---|---|
| 電話番号 | 072-336-6900 |
| ホームページ | http://www.e-kokoro.ed.jp/matsubara/eganan/ |
| 加盟年 | 2009 |
2025年度活動報告
減災・防災, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉
本校では、教育を通じて国際理解や国際協力を推進すること、人々の交流を通した国際平和と人類の福祉の促進を行うユネスコの基本理念にのっとって、学年や児童会活動、日本語教室(チャオリャン教室)、支援学級(たんぽぽ学級)等において、すべての子どもたちが「ちがいを豊かさに」して共に歩む取り組みを行った。また、本校は、2023年度ISS(インターナショナルセーフスクール)国際審査において、再認証を受けた。来年度は再々認証の年。より安心・安全な学校づくりについて取り組みを継続していく。
(1)国際理解の取り組み
<外国にルーツのある子どもたちが主体的に活動する取り組み>
〇チャオリャン教室の仲間と遊ぼうデー(学期に数回)・・・ 外国にルーツのある児童が企画・運営する全校遊び。チャオリャン教室の児童が司会やルール説明をして、おにごっこなどで楽しく遊んだ。
〇運動会の外国語アナウンス(運動会当日)・・・運動会アナウンスをチャオリャン教室の児童が母国語で行った。保護者の方に喜んでいただいたと同時に、他の児童のチャオリャン教室児童への理解が深まった。
〇チャオリャン保護者の会(年2回)・・・外国にルーツのある児童とその保護者の方々が集まって、たこ焼きパーティーをするなどして交流し、つながりが深まった。
〇中学校区フェスタでの文化発表と水餃子の出店(2学期土曜日に実施)・・・龍の踊り・手巾踊りなどの中国の踊りを、チャオリャン教室児童とその仲間たちで発表した。大きな拍手をもらえて自己肯定感につながった。また、水餃子づくりを校区の小中学校合同で行い、中学生中心に販売し、大好評だった。
<国際理解教育>
〇絵本「ふたりのサンドウィッチ」を学習し、国と国の違いが文化であり、大切なものであることを学んだ。その後中国にルーツのある児童の保護者から聞き取りをして、それぞれの家庭にも違いがあってあたりまえということに気づいた。
〇万博の話題から「世界のたいこ」を調べ、クイズを通して興味を持った2年生。松原高校の生徒に教えてもらい、、実際に韓国・朝鮮の打楽器を叩く体験もした。児童は、国の文化の違いを楽しんでいた。
〇つながルーム(月2回)・・・韓国語・中国語を子どもたちが学ぶ。講師には通訳の方を招いており、文字を通してその国の文化も学んでいる。
(2)障がい・福祉にかかわる取り組み
〇元パラリンピック車いすバスケット選手の方を招き、一緒に車いすバスケットを体験した。児童が障がいとは何か考えるきっかけとなった。
〇支援学級と各学年の交流会(各学期)・・自己紹介・ゲームで楽しく交流した。
〇視覚や聴覚に障がいのある方からの聞き取り(2学期)・・生い立ちや盲導犬との現在の生活や日常で困ることなどについてお話いただいた。児童は、その人の立場に立って考えることを学んでいた。
(3)ISS(インターナショナルセーフスクール)の取り組み
<体の安心安全>
〇児童会各委員会の取り組み・・ポスター作り、廊下を歩こうキャンペーン、ケガ調べ
<心の安心安全>
〇いじめをゆるさないキャンペーン(2学期)
〇児童会によるあいさつ運動(毎週)
〇たてわり遊び・ドッチボール大会など仲間づくりの取り組み(毎学期)
〇いじめアンケートによる実態把握と聞き取り(各学期1回以上)
<防災意識向上の取り組み>
〇防災出前授業
〇避難訓練(地震・火災・不審者)
(4)平和にかかわる取り組み
<ヒロシマ修学旅行に向けた取り組み>
〇聞き取り学習(2学期)・・語り部継承者、被爆体験者の方々からの聞き取り
〇社会科と関連付けた調べ学習
〇ヒロシマでの碑めぐり・資料館見学・被爆体験の聞き取り・慰霊祭
<全校への発信>
〇折り鶴集会での呼びかけ・・絵本の読み聞かせをして、折り鶴を折る意味を伝え、協力を呼び掛けた。
〇出発式・・ヒロシマで何を学ぼうとしているか全校児童に伝える。
〇報告会・・ヒロシマで学んだことを全校児童に報告。原爆がいかにむごいものであるか、平和がいかに尊いものか、感じたことを報告し、平和のために自分にできることを考え、自分の言葉で伝えた。
(5)出会いを大切に、違いを豊かさにする人権学習
〇学校探検、校区探検、お店探検を通じて、自分たちの生活を支えてくれている身近な人の存在に気づいていた。
〇仕事についての聞き取りや体験を通じて、自分の将来について考えるキャリア教育を進めた。
〇校区連携の取り組み・・中学生の出前授業(防災・平和・SNS)、ISS児童会生徒会合同会議、小小交流、保小交流、地域行事への参加を通じて、校区の人々と交わり、地域を愛し地域に生きる子どもたちを育てる取組を進めた。
(6)SDGs・ESDの取り組み
〇「世界がもし100人の村だったら」を題材に、食料問題・ジェンダー平等・人種差別について考える授業を5年生で行った。自分の中のアンコンシャスバイアスに気づき、もっと知りたいという意欲を持つことができた。
〇大阪府立長吉高校との交流(2学期) 中国・フィリピン・ベトナム・ネパールにルーツのある生徒たちを招待し、5年生児童が聞き取りをしたり文字や遊びを教えてもらったりした。それぞれの国の文化は、その国の人たちが誇りにしている大切なものだ、と児童は感じていた。
来年度の活動計画
〇国際理解学習
日本語教室(チャオリャン教室)の活動を軸に、すべての児童が「ちがいを豊かさに」してともに学びともに育つための多文化の取り組みを推進
〇障がい理解学習
支援学級の活動を軸に、交流や障がい理解学習・出会い学習の取り組みを推進
〇平和学習
6年生のヒロシマ修学旅行にかかわる活動を軸に、全校児童に平和の大切さを発信する取り組みを推進
〇安心安全な学校づくり
ISS(インターナショナルセーフスクール)再々認証の年となる。児童主体の取り組みを推進し、活動報告として発信
〇校区連携・地域連携
中学校区内の幼・保・小・中学校との連携を行事や日常的な交流を通して強め、地域を愛し地域に生きる子どもたちを育成
〇SDGs・ESDの取り組み
それぞれの学年で設定した人権教育カリキュラムに取り組みながら、主体的・対話的で深い学びについて、全教育課程の中で推進
