2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 減災・防災, 健康, 食育, 貧困

① いのちを大切にする子(生命)に係わる活動

外国にルーツのある児童・保護者のアイデンティティを尊重する取組みと各学年 の人権学習の取組みを結びつけ、子どもたちの自己肯定感の高揚をめざす。

② よく考え、やりぬく子(自立)に係わる教育

授業改善を人権教育の課題と位置づけ、 子どもたちが自ら考え、表現できる力を 身につけるよう国語科を中心に研究を重 ねるとともに、算数科での研究を継承し ていく。特に、指導と評価の一体化を意識した授業づくり、評価のあり方研究など、昨年度の成果をさらに推進する。

③ 進んで働く子(ボランティア・創造)に係わる学習

第七中学校校区地域教育協議会主催行事に積極的に関わり、秋のフェスタでは児童会主催でブースを出し、遊びや折り紙、世界の子どもたちの教育事情について展示を行い、児童会役員とともにボランティアを募って活動を行っている。また、年に二回土曜日に地域協主催の校区内クリーンキャンペーンにもボランティアを募集して活動し、中学生のボランティア活動と連携して地域の中で自分たちのできる役割を果たすことで自己肯定感の醸成に努めている。

④ 仲間と共に伸びる子(共生)に係わる学習

『ちがい』を認め合った集団づくり、人 間関係づくり、特に怒りの感情への対処 法(アンガ-マネジメント)・気持ちの伝え方の学習(アサーショントレーニング)等、道徳や特活等と関連づけた「あいあいタイム」の充実をめざす。

来年度の活動計画

平成30年度の活動に加えISS(インターナショナルセーフスクール)の取り組みが行われ、体と心の安心・安全を教職員・児童・保護者・地域も参加して取り組んでいく。2019年1月末に予定されている事前認証に向けて児童会も関わりながらプレゼンテーションを作成している。その中で全く新しい取り組みを始めたわけではなく、今まで本校が行ってきた活動を客観的な視点から見直したり、数値化する作業を進めている。その中でユネスコスクールとしての活動の視点で見直すことで子ども同士のつながりをさらに大切にすることや世界に目を向けて実情を知り、支援できることを考え、実行することなどを行っている。2019年度11月には本審査が予定されており、ユネスコスクールとしての活動を包括しながら、審査の合格をめざしていく。