• あやちょうりつあやしょうがっこう
  • 綾町立綾小学校

  • Aya Municipal Aya Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 環境, 福祉, 持続可能な生産と消費

所在地 〒880-1303 宮崎県東諸県郡綾町大字南俣2811番地
電話番号 0985-77-0009
ホームページ https://cms.miyazaki-c.ed.jp/1170/htdocs/
加盟年 2014

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 環境, 福祉, 食育, エコパーク

本校は、「ふるさとに誇りをもち 夢や目標に向かって努力し続ける 真にたくましい子どもの育成」を教育目標とし、「生活科」「総合的な学習の時間」において「ふるさとキャリア教育」の推進を図っており、地域での豊かな体験活動、調査活動等、地域の素材を生かした学習を展開し、他人との関係性、社会との関係性、環境との関係性を認識し、「かかわり」「つながり」を尊重できる個人を育むことを重視してきた。
① 綾の自然・産物を知る学習
1・2年生は、地域の特色を知る中で、豊かな自然があること、いろいろな施設、豊かな農作物があることから一人一人が課題を設定し、調査していく学習内容も取り入れた。地域の方にインタビューをしたり、施設を訪問したりして、地域の人々の生き方に触れる機会を通じて、自分自身と社会とのかかわりについての関心が高まった。
② 綾の自然を追究する学習
3・4年生は、エコパークセンターや国土交通省と協力して、綾町の照葉樹林や綾の水についての体験的な活動を行った。その中で、綾の自然についての理解を深めることができた。また、自然と人との関わり、綾町における環境資源としての自然の意義についても考える活動を行ったうえで、自分なりに綾の自然に関わる方法を考えることができた。
③ 綾の産物を生産・販売する学習
5年生は、綾町の農業の特色を理解するために、綾町独自の取組である自然生態系農業についての学習を行った。野菜を栽培する活動を通して、作物を育てることの大変さを体験する中で、農業に携わる人々の工夫や努力、願いや生き方に触れ、綾の農業について興味を高めることができた。また、農産物の販売に向けて探究活動を行うことで、綾のよさを実感するとともに、課題についても気付くことができた。
④ 交流できる場をつくる学習
6年生は、まちの人たちが交流できる場をつくる活動をした。町役場の方々と協力して、町内の空き地の一部に町内で用意した芝を植え、芝生の広場にした。そしてその場所でまちの人たちができそうな交流について考え、伝統行事である雛山祭りの会場として活用した。未来の担い手として、自分たちにできることや町で取り組んでほしいことについて改めて考える機会となった。

来年度の活動計画

① 問題解決的な学習の積極的な展開
問題解決的な学習を積極的に展開した教育活動の推進
ア 生活科・総合的な学習の時間の学習モデルの活用
(ア)地域の人とのかかわり、自然とのふれあいを重視した体験活動の充実
イ 探究意欲が継続する単元開発の工夫
(ア)効果的な出会いの場となる体験活動の充実
(イ)体験活動と課題設定のつながりを重視した指導方法の追究
② 成果の発信
実践の成果を学校内外に発信する。
ア 学校ホームページを活用して、情報を発信
イ 参観日等で学習の成果を紹介

過去の活動報告