所在地 | 〒446-0011 愛知県安城市北山崎町大土塚10番地 |
---|---|
電話番号 | 0566-74-1231 |
ホームページ | https://anjohigashi-h.aichi-c.ed.jp/cms/ |
加盟年 | 2014 |
2024年度活動報告
減災・防災, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権
本校は、グローバルな視野を持ち、自己の足元を見つめ直し、ローカルな視点で行動できる「グローカル人材」の育成を教育目標のひとつとして据えています。今年度も、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、異文化を理解し、多様性を尊重しながら、国際社会の構成員のひとりとして一人一人が高い志と意識を持って物事に取り組める力の育成を目指して活動してきました。
1 異文化理解と文化の多様性を尊重することを目指す教育活動 ・オーストラリアの姉妹校との交流(7月) 7月に、本校からの派遣団がオーストラリアにある姉妹校を訪れ、授業に参加したり、ホームステイをしたりすることで、互いの国の文化についての理解を深めた。 ・各種セミナーの実施 *異文化理解セミナー(10月) 本校生徒で海外派遣を経験した生徒と今年度長期留学生に、それぞれオーストラリア、インド、中国、ニュージーランドでの生活において学んだこと、感じたこと、文化の違いについての考察等を発表してもらい、質疑応答を通して、異文化に対する視野を広げた。 *グローカルスタディーズ(GLS)セミナー(11月) 作家の喜多川泰氏による「挑戦する勇気が未来を拓く」と題したセミナー。自分にしかない可能性の開花のさせ方や、短期的な損得を超えて長期的な自己成長を意識することの価値について、様々なエピソードを交えながらわかりやすく、熱く語っていただき、生徒にとって自らの未来を切り拓くための大きな指針となった。 2 持続可能な開発および持続可能なライフスタイルの実現を目指す教育活動 ・世界/地域(グローカル)をテーマにした探究活動(通年) 総合的な探究の時間を活用し、「災害発生時における避難所での安全確保のための行動指針と法的整備」「スポーツと寿命との関係」など、個人が興味を持ったテーマで探究活動を行った。総仕上げとして、他県の高校とオンラインでつないで合同成果発表会を行う予定である。 ・JICA中部研修(8月) 国際理解コースの生徒がJICA中部を訪れ、発展途上国の現状、海外援助の必要性と背景、SDGsの具体的な内容について学び、国際社会の中で生きる人間として、これからできることについて考える機会とした。 ・ボランティア活動 *ベルマーク運動、最寄り駅の清掃活動、エコキャップ回収(通年) *介護複合施設にて昼食の配膳準備、行事の手伝い(8月) *安城市内に住む外国籍の小中学生を対象とした子ども日本語教室(8月、12月) *赤い羽根募金(1月) |
来年度の活動計画
国際理解コースの生徒と、普通コースの希望者を対象に、7月末にシンガポール研修を行います。9月には、オーストラリアの姉妹校からの派遣団「訪日団」を受け入れます。海外の学生たちとの対面での貴重な機会を有意義なものにするとともに、オンラインも活用して交流を充実させていく予定です。
今年度同様各種セミナーを実施し、受動的に講義を聞くだけでなく、生徒自ら発信する機会も多く設けていきます。また、来年度も引き続き長期留学生が本校に学びに来る予定となっています。
3年間続けて行ってきた、総合的な探究の時間を使ってのSDGsについて理解を深める探究活動「グローカルスタディーズ(GLS)」を2025年度も継続し、主体的な学びを更に追求して深めていく予定です。