• ふくしまけんりつあだちこうとうがっこう
  • 福島県立安達高等学校

  • Fukushima Prefectural Adachi Senior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

所在地 〒964-0904 福島県二本松市郭内2-347
電話番号 0243-22-0016
ホームページ https://adachi-h.fcs.ed.jp/
加盟年 2012

2023年度活動報告

活動分野

海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

〇2022年12月~2024年1月の活動について
本校は、ユネスコスクールとして復興教育及び国際理解教育を柱にSDGsの指針に基づく探究活動を通して、持続可能な社会はもとより、地域を大切にする心や未来を創造する力を育むことを目標にして以下の活動を行ってきました。
(1)地球市民および平和と非暴力の文化に関わる活動
1年生対象の「国際理解講座マリールイーズさん講演会」を実施し、ルワンダについての事前学習を経て、教育の大切さ、震災後のマリールイズさんの取り組み、ルワンダの現状・女性の社会進出について学び、この世界から争いがなくなることを強く願う大切な時間となりました。
(2)持続可能な開発および持続可能なライフスタイルに関わる活動
「公開ESD発表会」を8月下旬に実施し、選出された2年生10名による口頭発表と40名のポスター発表が行われ、生徒の探究心の向上が持続可能な社会づくりにつながることを確信しました。2023年12月に開催されたユネスコスクール北海道東北大会に出場し、口頭発表部門で第2位、ポスター部門で第2位を受賞しました。
復興教育での取り組みでは、まず7月に1F(福島第一原発)見学のための事前研修を行い、8月に現地視察を行いました。処理水の問題が大きく問題になっていた時期の訪問だったため、さらに当事者意識、問題意識を強く持つことができました。その他様々な施設で、震災当時のことを学ぶとともに、福島の復興や今後の人々の生活に密接につながるエネルギーについても学びました。ゼロカーボンを目指した再生可能エネルギーを推進する施設を訪問し、その利点や問題点についても学ぶことができました。
(3)異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重に関わる活動
1月に希望者対象にBritish Hillsで語学研修を行いました。英国の文化・マナーに触れながら生きた英語を学ぶ研修に、生徒たちは意欲的に取り組み、積極的にコミュニケーションをとっていました。また、11月にはJICA国際理解講座を開催して青年海外協力隊として派遣された方からお話を伺うことで、それぞれの国々の現状や支援活動について講話をいただきました。国際的な視野を広げ、自分にできることは何かを考えるだけでなく、職業や生き方などについても考える良い機会となっています。

来年度の活動計画

2024年(令和6)年度 ユネスコスクール関係 活動予定
1年次はESDオリエンテーション、SDGs各分野を知る活動、JICAの国際理解講座、マリールイズさんの国際理解講座を通して、国際理解・地域理解を深めていきます。1年次の最後には探究活動の第一次まとめとしてポスターセッションを行います。2年次は「総合的な探究の時間」において個人での探究学習を進め、学年で代表決定発表会を実施します。学年代表となった各生徒は全校生や一般市民、教育関係者を対象とした、「公開ESD発表会」にて発表を行います。優秀発表に選ばれた生徒は、その年に宮城教育大学で行われる「ユネスコスクール北海道・東北ブロック大会」に参加しプレゼンテーションを行う予定です。全学年を通して、1Fや復興関連施設などの視察を通した復興教育や、海外研修あるいは国内語学研修を通した国際理解教育、ボランティア活動を通した地域理解教育などに取り組んでいきます。

過去の活動報告