2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

気候変動, エネルギー, 文化多様性, 国際理解, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

本校では「地域に貢献できる人材の育成」を学校理念の一環として、ESD/SDGsを通して探究活動を行い、生徒たちが自ら将来を考え、その進路達成へ向けて自発的に活動できるよう教育を行っている。
【ESD/SDGs教育】
6月  ユネスコサポーターズクラブ:コロナ禍を経てのディスカッション
6月17日 1学年ESDオリエンテーション
7月7日  教員対象ESD/SDGsワークショップ
9月2日 公開ESD発表会 @二本松市民会館
9月16日 1学年SDGsすごろく
11月2日  第2回ユネスコスクール北海道・東北ブロック大会 @仙台
2月10日  1学年SDGsポスターセッション
・公開ESD発表会は2年生を中心とした発表であり、1年次から積み重ねてきたESD/SDGsの集大成である。調べ学習、インタビュー、協働作業、意見交換や議論、スライド作成、プレゼンテーション等を経て、自らの進路実現へ向けて行動できる地域に貢献できる人材育成の一助となる。

【国際理解教育】
11月18日 JICA出前講座
・今年度唯一実施できた国際理解講座である。青年海外協力隊メンバーから異文化経験を話していただく。生徒たちは多様な視点の重要性、文化の違いを学び、想像力を駆使して受講する時間となる。

【復興教育】
12月13日 相双地区被災地合同研修 @双葉町、東日本大震災・原子力災害伝承館
・東日本大震災から10年目を迎える。震災について学ぶ機会、被災地を訪れる機会は福島県の高校生でも多くはない。被災地を巡検し、自らの体験を通して震災や復興について考える時間持つことは大変重要であることから、今後とも継続していく方針である。

来年度の活動計画

2学年次の公開ESD発表会を目標に、復興教育、国際理解教育、地域理解教育をはじめ、ホールスクールで推進していく。そのためにオンラインを活用した国際理解教育やJICA二本松との連携等を実施する。それぞれSDGsを意識した内容を検討し,教員間においても共通理解を図る。1学年は例年の情報知識のインプットに加えて、テキストを活用しながら探究活動の方法を学ぶ。2学年では全教員がアドバイザーとなって探究活動をサポートし、公開ESD発表会の内容の質を高める。また東日本大震災後10年を踏まえ、復興教育の継続を図り、県内の施設を活用した活動を推進する。