• けせんぬましりつはしかみしょうがっこう
  • 気仙沼市立階上小学校

  • Kesennuma-Shi Hashikami Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒988-0223 宮城県気仙沼市字長磯鳥子沢23
電話番号 0226-27-2303
ホームページ http://www.kesennuma.ed.jp/hashikami-syou/index.php?page_id=0
加盟年 2008

2025年度活動報告

活動分野

海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 持続可能な生産と消費, 食育

本校では、ESDの実践を通して、低学年では体験を通した基礎的な「認知」と「態度」を育成し、中学年では地域課題を捉える認知の深化と主体的な行動につなげ、高学年では持続可能な社会の実現に向けて考え、行動する力を段階的に高めてきた。今年度の主な取組は次のとおりである。
【1年生】
サツマイモの栽培・収穫体験を通して、作物が育ち、食べ物になるまでの過程を知り、食料生産への素朴な理解を深めた。栽培活動に関わった地域の人々との交流を通して、人や自然との関わりを大切にしようとする気持ちを育んだ。水やりや世話、収穫などの活動に進んで取り組み、感謝の気持ちを言葉や行動で表そうとした。これらの活動を通して、自然や人との関わりを大切にしようとする態度や、地域の中で生活している自分を意識するつながりを尊重する態度の基礎が育成された。

【2年生】
野菜の栽培や町探検を通して、食料生産の流れや、地域で働く人々の工夫や努力について理解した。身近な食や生活が多くの人の働きによって支えられていることに気付き、地域への関心を高めた。観察や見学の際に気付いたことを記録したり、友達と共有したりするなど、自分の学びを表現しようとした。これらの学習を通して、食や生活が多くの人の働きによって支えられていることに気付き、身近な事象を複数の視点から捉えようとする力が育まれた。

【3年生】
地域の漁業や農業に携わる名人の話を聞いたり、実物に触れたりすることで、地域の産業と食との関係について具体的に理解した。生産者の思いや苦労に触れることで、地域の産業や食文化を大切にしようとする気持ちを育んだ。学んだことをまとめたり、友達に伝えたりする活動を通して、地域のよさを発信しようとした。生産者の思いや工夫を知ることで、地域の特色や産業を理解し、食と暮らしのつながりを多面的に考える力や、生産者の努力を尊重しようとする態度が育成された。

【4年生】
米づくりや防災マップづくりを通して、食料生産や防災に関する地域の課題を理解し、その背景を多面的に捉えた。地域の安全や暮らしを守ることの大切さに気付き、地域の一員として関わろうとする意識を高めた。タウンウォッチングや防災マップの作成・改善に主体的に取り組み、地域住民に向けて発信した。これらの学習を通して、地域の課題を自分事として捉え、解決に向けて考える力や、地域の人々と協働しながら課題に向き合おうとする態度が育まれた。

【5年生】
海洋学習と社会科の水産業の学習を関連付け、環境の変化が水産業や地域の暮らしに与える影響について理解を深めた。海の恵みや地域産業を守ることの重要性を感じ、環境や地域の将来について主体的に考えようとする姿勢を育んだ。体験活動や調査結果を基に、発表会等で学んだことを発信し、課題解決に向けた自分なりの考えを表現した。これらの活動を通して、環境・産業・暮らしの関係を関連付けて捉え、課題を見付けて解決策を考える力や、学んだことを他者に伝えようとする力が育成された。

【6年生】
地域および他地域の生産者の取組や環境の変化を比較しながら、食と地域振興、持続可能性との関係について理解した。地域の食文化や資源を未来に残していこうとする意識を高め、持続可能な社会の実現を自分事として捉えた。「味の箱舟」の学習を通して、地域の食材を守るためにできることを考え、提案や発信につなげようとした。これらの学習を通して、持続可能な地域の在り方について自分なりの考えをもち、未来を見通して行動しようとする力が育成された。

来年度の活動計画

本年度の成果と発信
・地域の方々の協力を得ながら、見学や体験活動を通して、食材への感謝や生産者への理解を深めることができた。
・児童が自ら問いをもち、情報を整理しながら自分の考えを深め、スライドや模造紙、劇など多様な方法で表現する力を高めることができた。
・ユネスコスクールSDGsアシストプロジェクト助成校活動発表会(オンライン)に参加し、他校の取組から新たな視点や効果的な発表方法を学ぶことができた。
・1~4年生は授業参観、5・6年生は「海のフォーラム」において、保護者や地域住民等に向けた発信を行う予定である(2月)。

次年度の計画(次年度に向けた課題と改善策)
・気候変動の影響により、収穫時期や水産資源に変化が見られるため、講師の選定や学習活動の計画を柔軟に見直していく。
・他校・他地域との交流の機会を全学年で計画的に確保し、学習内容や方法の改善を図っていく。

過去の活動報告