| 所在地 | 〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉6−4−1 |
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| 電話番号 | 022-234-0318 |
| ホームページ | http://fu-syou.miyakyo-u.ac.jp/ |
| 加盟年 | 2007 |
2025年度活動報告
環境, 国際理解, 平和, 食育
本校では実社会に見られる諸課題を適切に学習素材に選定し、子供自らが主体的に探究学習に取り組めるように手立てを講じ、考察を深めて身近なところから行動に移せるように学習計画を設定している。
今年度も、これまでの本校の実践を参照しつつ、「生活・総合部」と学年主任を中心に、目の前の児童の実態に応じた新たな実践の構築を目指し、持続可能な社会の創り手の育成を目指してきた。
第3学年は「食」をテーマに、目標12「つくる責任 つかう責任」に関連する活動を行った。食品ロス削減に向けた啓発ポスター作成や、地域伝統野菜を用いた給食メニュー開発に取り組んだ。他県附属小学校とのオンライン交流を通じ、地域間の実態を比較・検討することで、多角的な視点から食の課題を深める力を養った。
第4学年は「環境(関連:目標15 陸の豊かさも守ろう)」に焦点を当てた実践を行った。地域団体「ホタルの里づくり協議会」との協働により、カワニナの飼育や広報活動に取り組んだ。この経験を校内にある中庭再生へと繋げ、「自分たちの手で原風景を守り、後世に引き継ぐ」という、身近な環境に対する当事者意識と行動力を育んだ。
第5学年は「国際理解(関連:目標10 人や国の不平等をなくそう)」をテーマに据えた。地元のユネスコ協会や、大学、日本語学校と連携し、留学生との継続的な対話を計画・実施した。異文化間にある心理的な壁を認識した上で、共生のための具体的方策を模索した。地域内の外国籍住民が関わる施設や教会へのフィールドワークを通じ、多文化共生社会における自らの在り方を本質的に問い直す機会となった。
第6学年は「SDGsと平和(目標16:平和と公正をすべての人に)」を探究の核とした。戦後80年という節目を捉え、社会科での歴史学習を起点に「現代における平和」を再定義した。過去の歴史的背景と現代の国際情勢を照らし合わせることで、持続可能な未来のために平和を維持し続けることの重要性を学び、次代を担う市民としての自覚を促した。
今後も、各学年で育成を目指す資質・能力についてより明確にするとともに、ユネスコスクールネットワークを活用しながら、学校教育目標の具現化を目指していく。
来年度の活動計画
次年度も本年度の成果を基盤とし、児童の知的好奇心や課題意識を起点とした探究活動を展開する。予測困難な時代において、身近な課題から世界との繋がりを考え、主体的に行動できる「持続可能な社会の創り手」の育成を目指す。
活動の質を担保するため、前年度中に地域資源の再掘り起こしを行い、児童が「人・もの・こと」と継続的に関われる学習環境を整える。4・5月は児童の実態把握と並行し、SDGsの視点を取り入れた年間計画を策定しつつ、6月以降、対象となる事象との出会いを演出し、1学期末までに探究の第一サイクルを構築する。
探究の深化段階では、国内のユネスコスクール加盟校との「学校間交流」を積極的に推進し、異なる地域文化や価値観に触れる機会を創出する。また、地域の「ユネスコ協会」をはじめとする外部団体と連携し、専門的な知見や活動実績を共有することで、児童の学びをより社会貢献性の高い実践へと発展させていく。
