| 所在地 | 〒062-0002 北海道札幌市中央区北2西11 |
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| 電話番号 | 011-251-0229 |
| ホームページ | http://www.odori-h.sapporo-c.ed.jp/ |
| 加盟年 | 2009 |
2025年度活動報告
減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 持続可能な生産と消費
スクール・ポリシーの一つである「多様な価値観を受容し、他者を認める寛容な心を持ち、豊かな人間関係を築くことができる」を実現すべく、ESDの実践を総合的な探究の時間において全校生徒に実施している。また、教科横断型学習の題材となっている「ミツバチプロジェクト」、渡日帰国生徒に対する支援、国際協力活動を行う部活動である「グローカル部」においてユネスコスクールとしての活動を実践した。総合的な探究の時間での取り組みでは、1年次では異文化理解や国際理解への意識づけを目的に、アフリカの現状についてを学び、アフリカで活躍する日本人を調べ、調べた内容を整理・分析し、報告する探究活動を実践した。2年次では「札幌と水」と題し、水をキーワードに札幌の歴史や産業、地形と豊平川の関係性について学習し、市民の生活を支える貴重な水源を守るために環境保全への動機づけや持続可能なまちづくりについて理解を深めた。3年次では「カンボジアと水」と題し、水をキーワードにカンボジア内戦などによって経済が停滞し、教育や水道などの社会インフラが未だに整備されず国民生活や学校教育が阻害されている事実を知り、国際支援への動機づけとした。4年次では「くらしと防災」と題し、札幌で過去に起きた災害について学び、日本は災害大国と呼ばれる現状を理解した。災害発生時には高校生が支援者として行動することが求められていることや防災の原点である命を守る意義を再認識した。また、グローカル部では、水道が整備されていないカンボジアの小学校に、井戸を寄付するプロジェクトを実践した。具体的には市内のフェアトレードショップと連携し、フェアトレード商品を本校の学校祭で販売した。さらに「ミツバチプロジェクト」の養蜂活動から採取した蜂の巣から蜜蝋を精製し、蜜蝋キャンドルと蜜蝋練り香水を製造・販売した。これらの活動から得た売り上げによりカンボジアの小学校に井戸を寄付することができた。
来年度の活動計画
令和8年度も令和7年度の活動を継続的に計画している。具体的には、本年度の活動内容に記載した総合的な探究の時間の取り組みやグローカル部による活動をはじめ、ミツバチプロジェクト、渡日帰国生徒に対する支援などを計画している。渡日帰国生徒に対する支援計画を特筆すると、現在本校には30名弱の海外にルーツを持つ生徒(渡日帰国生徒)が在籍している。渡日帰国生徒を支援する取り組みとして、日本語能力の向上に向けた支援や一部の必履修科目を取り出し授業により実施している。また、渡日帰国生徒が母語によって支援者とのコミュニケーションをはかる「母語支援」や本校卒業後の進路決定や進路先での活躍を聞く機会として、渡日帰国生徒の卒業生との情報交換の支援を計画している。
