ESD-Jの後継団体設立に向けた意見交換会への参加のお願い

ESD活動に関わる皆様、

ESD-Jは、国連ESDの10年を推進するために2003年に設立されてから20年余りにわたり、ESDの推進に向けた様々な活動を行ってきました。しかし、以下に示すような課題が生じ、組織の継続が難しくなりました。

①         ESD-Jは、我が国のESDの発展に尽力し、その充実のために貢献してきたが、一定の役割は果たし終えたこと。
②         ESD-Jの推進のための財源確保が今後一層難しい現実があり,事務局運営を含めた活動自体が存続できなくなっていること。
③         ②により,ESD-Jの資金確保が最優先課題となってしまってきたことから、ESD-Jの理念や目的が不明確になり、ESD-Jの貢献度が弱まってきたこと。

そのため、2度にわたる意見交換会、総会前の交流会で会員の皆様のご意見を拝聴し、理事会で議論を重ねた結果、特定非営利活動法人の法人格を解消し、任意団体として、より身軽な形で活動を焦点化することとし、本年6月の総会でその方向性について承認をいただきました。

その後、解散に向けた準備を進めており、来年の総会にて組織の解散決議をすることにしています。

新たなNGO(後継団体)については、これまでに概略以下のような意見をいただいています。参考までに、これまでにいただいた主な意見(概要)を別添として添付します。

①         ESD関わる各種団体のネットワーキングを重視し、関係者が気軽に情報交換や自らの活動の報告、課題や悩み事に関する意見交換ができるような場(プラットフォーム)を提供すること。
②         ESDという観点から、国をはじめとする行政に対するアドボカシー活動を行い、必要に応じ政策提言を行うこと。
③         ガバナンス体制を抜本的に見直すこと、その際に、若者たちが積極的に参加し、組織のガバナンスに加われるよう配慮すること。
④         ESD-Jがこれまで蓄積してきた知見・ノウハウを維持・継承すること。

ESD-Jとしては、それらの意見を踏まえつつ、より幅広く、多くのESDに関心を有する人たちから、新たなNGOに参加・設立に寄与する意思、期待することなどについてご意見をうかがう機会を設けることとし、以下の日程にてオンライン意見交換会を開催します。

① 12月15日(月)19:00~21:00
② 12月17日(水)19:00~21:00
③ 12月20日(土)19:00~21:00

 

◆お申し込み:https://forms.gle/LhFZY5CZaQfSz5kA7

◆お問合せ:jimukyoku@esd-j.org

 

各回とも同じ話を行いますので、大変急なお知らせで恐縮ですが、いずれかの意見交換会に参加し、忌憚のないご意見を賜りますよう、お願いいたします。

2025年12月3日
ESD-J代表理事 鈴木克徳