ASPnetニュースレター CONNECT_第4号 “私たちは地球市民である” 

ナショナルコーディネーターの皆様
教員・児童および生徒の皆様

新型コロナウィルスのパンデミックにより、ロックダウンや休校、ソーシャルディスタンスを取るなど、私たちの行動は制限され、日常生活のペースは乱され、社会的な交流も限定され、従来の学習方法から離れざるを得なくなり、一人ひとりが感じるプレッシャーやストレス、不安は増大しています。

そのような中にあるからこそ、地球市民教育はかつてないほど重要になってきています。私たちは、地球市民教育に関連し、そこから得る知識、スキル、態度や価値観をもって、このコロナ禍で感じている負の感情や態度に対処し、その感情や態度を変えることができます。

本号では、社会性と情動の学習を通し、健康で前向きでいることを学び、日々の課題に立ち向かうことができるよう、個人あるいは他者と共に社会性と情動の学習に取り組む方法をご紹介します。

新型コロナウィルスは、私たちに多くの課題と同時に、さまざまなことを見直す機会を作り出しています。パンデミックに打ち勝つためには、健康対策だけではなく、連帯と共感、共通の人間性を分かち合うといった、共同の対応が必要です。フランスでは、毎晩8時になると窓を開け、休むこともままならず働き続ける医療従事者に拍手を送ったり、他の国では、希望を持とうと人々を鼓舞し、バルコニーから歌を歌ったりする人もいます。私たちユネスコスクールのコミュニティも、地球市民の精神に則り、共に困難に立ち向かうことで連帯を示しましょう。

バルコニーより拍手を送るパリ市民のビデオはこちら

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ASPnetニュースレター CONNECT_第4号_final.pdf
■英語原文はこちら⇓
04_ASPnet Newsletter-We-are-Global-Citizens-Issue4-25April2020.pdf
Online Tool for ASPnet(OTA)でも公開されています!