【募集】日本が誇るアニメを利用した探究学習「高校生と日本語学習者のワークショップ2025」開催★参加者募集

一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼは、2025年11月から2026年3月までの期間、様々な地域の高校生と日本語学習者がオンラインで協働するオンラインイベント「高校生と日本語学習者のワークショップ2025~「水」について考え、アニメで、アイデアを伝えよう!~」を開催します。

本活動は「アニメーテッドラーニング」を用いた探究学習のグループワークで、2021年の開始以来、5か国から70名超の高校生と世界各地で日本語を勉強する若者、そして武蔵野美術大学などから大学生リーダーが参加し、「水」をテーマとするメッセージアニメを創作し発表しています。

本活動の特徴
● 地球、生命を支える「水」の諸相や諸問題の探求
国内外から集まる若者が「水」を考え、グループで話し合い、専門家から学ぶ。
● アイデアを伝えるのは「アニメ」
他に類を見ない、学び x アート x ICTのワークショップ。
活動言語は「やさしい日本語」とさまざまな視覚的言語、参加者が得意とする表現。
● クリエイティブ、実践的な多文化交流
多様な文化やアイデアを知り、世界観を広げる。
伝える・伝わるために、英語や参加者の母語、AI翻訳などの利用も推奨。

アニメーテッドラーニングはSTEAM教育やCOIL(国際オンライン協働学習)としても注目され、アートをコミュニケーションハブとする多分野統合的な学びや探究学習を補完すると期待されています。

アニメーテッドラーニング(Animated Learning)は、30年ほど前にデンマークで興り、アニメ(アニメーション)の作成と発表を通じて学習とコミュニケーションを深め、学習者の様々な能力や自己肯定感を高めるプロセスです。

本活動は内外の若者がアニメ制作を通した協働で自分のアイデアを「相手を考えながら伝える」と共に、「見るひとの心に伝わる表現」、すなわち生産者としてのメディアリテラシーの習得も支援します。

さらに、様々な視覚的表現など、各人が得意とする表現でアイデアを安心して発信できる場の創出を目指しています。
24年度ワークショップの実施報告>> https://alljp.org/report-ws4youth2024

本活動に参加した高校生、日本語学習者たちの声
● 慣れない日本語で話してくれて、ふとした時に出る表現が「きれい」と思った。
● 国を超えて協力し、一つのものをつくる体験が初めてでおもしろく、学びもあった。
● それぞれの地域の「水」について話したことは楽しかった。
● 「水」に関する考えが変わった、深まった。
●「水」の問題を解決するために行動したい。

本活動の発展 – 新企画
実績を踏まえ、時差や学事日程の違いから本活動に参加できないひとたちとの交流等を今年度から拡充します。
● 拡大発表会(本活動の参加者&参加できない若者によるメッセージアニメ合同発表、26年3月一般公開予定)
● 海外学生、外部専門家などとのオンライン交流
● 本活動参加者たちが創造したメッセージとアニメの拡散を参加者たちが考え、行動するように促す

実施概要
実施日: ワークショップの全体ワーク6回、午後・2時間半程度のオンライン活動
2025年11月30日(日)、12月21日(日)、28日(日)、2026年1月4日(日)、11日(日)、18日(日)
対象: 日本在住の高校生、または15歳~18歳のひと(国籍、ルーツ不問)。
在外の日本語学習者(高校生、大学生くらいまで)。
※「水」について、多様な分野の研究や部活動をしている高校生には特に推奨。
※参加無料。
定員: 40名。申し込みフォームとインタビューで選考。
個人、グループいずれも応募可能。
※原則、日本語ネイティブと日本語学習者の混成チーム。

参加申込  20259月募集開始予定
ウェブサイトから、参加希望者本人が申し込みをしてください。
ウェブサイト:   https://alljp.org/ws4youth2025