| 所在地 | 〒560-0005 大阪府豊中市西緑丘2-11-1 |
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| 電話番号 | 06-6849-3600 |
| ホームページ | http://www.toyonaka-osa.ed.jp/cms/jh11/ |
| 加盟年 | 2009 |
2025年度活動報告
減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 健康, 貧困
今年度は「多様な価値観を持つ生徒の相互啓発による学力の伸長~多様な他者をうけいれ、他者の持つ知を取り入れ、自らを成長させる~」をテーマに、各学年の総合的な学習の時間を核に、教科横断的に取り組みを展開した。
第1学年では、「国際理解・平和・人権」を重点項目とし、ユニクロ・GUの「服のチカラプロジェクト」と連携しながら世界の難民の現状に関して学んだ。日本に住む自分たちにできることは何かを考え、クラス発表を行った。また実際に今できる支援活動として生徒自らで古着の寄付や募集活動を行った。
第2学年では、「国際理解・文化と多様性」を重点項目とし、p4c(哲学対話)と海外経験のある帰国・渡日生徒の話を聞く活動を行った。生徒は昨年開催された関西万博に参加し、コロナ禍でのリモート授業経験も含めて、「なぜ我々はオンラインで情報を得ることもできるのに、わざわざリアルな対面での経験を求めるのか」という問いと向き合い、対話を試みた。そして「真の相互理解は単に知識としての情報の獲得だけでなく、他者との時空間を共にする交流によって五感全てで体験する情報によって促進される」との結論に至り、その考えのもと、まずは身近な異文化文脈にいた帰国・渡日生徒に自身の体験を語ってもらい、共有することでニーズや困り感を当事者の言葉を通して知り、異文化を尊重する姿勢を育んだ。また「持続可能な経済成長」の小テーマのもと、大阪取引所から講師を招き、金融教育を実施した。
第3学年では、「国際理解・平和・人権」を重点項目とし、国際ジャーナリストの西谷文和氏の講演を聞いた。内容はロシアの対ウクライナ侵略についての動画とインタビューを交えた動画から国際問題の理解を深めるといったものであった。戦争が起こる原因や、戦争の恐ろしさや悲惨さを映像を交えて伝えられた。また戦火の中での学校事情や明るく生き生きとした生徒の様子も伝えられ同じ中学性にとって貴重な話を聞くことができた。本校は帰国・渡日生徒が比較的多い学校である。あらゆる面で班活動を取り入れ、生徒・教師による対話によるコミュニケーションを大切にしている。相互理解と協調性による異文化交流・各人の心に平和を築く気持ちを今後も持ち続けて行く教育を目指している。
来年度の活動計画
VUCAな時代においてすべての人が幸福を享受できる、持続的な発展を可能とする社会を形成していくためには、価値観の違う他者との間で、建設的妥協を図っていかねばならず、従来の伝達的コミュニケーションではなく、会話のやりとりの中で相手の反応によって次の発言が変わっていく構成型コミュニケーションが求められていく。授業者の持っている知識をいかに学習者に伝達するか、ではなくいかに学習者と学習者をつなぐ、あるいは学習者と知識を対話することで豊かな学びが生まれる。「持続可能な教育」の名のもと、今年度の取り組みを発展的に継続し、各学年の総合的な学習の時間を核に、教科横断的に展開する。第1学年では「国際理解・平和・人権」を重点項目とし、ユニクロ・GUと連携しながら難民に古着を送る活動を行い、生徒が学校内外で古着の寄付を募る活動を行う。第2学年では「国際理解・文化と多様性」を重点項目とし、帰国・渡日の生徒の体験をもとに外国の生活を理解するとともに、学校内外において生徒が自ら課題を探索し、解決に向けてのロードマップを「ユネスコスクールSDGsプロプロジェクト」のフォーマットで作成し、学内コンペを行い、提案・申請する。第3学年では、「国際理解・平和・人権」を重点項目とし、国際ジャーナリストの講演を聞いて世界で起きている戦争と平和の理解を深めるとともに、地域の祭りに主体的にかかわり、持続可能な祭りになるような改善案を提案、実行していく。
