| 所在地 | 〒440-0057 愛知県豊橋市旭町字旭409 |
|---|---|
| 電話番号 | 0532-52-2934 |
| ホームページ | http://www.toyohashi-c.ed.jp/asahi-e/ |
| 加盟年 | 2014 |
2022年度活動報告
減災・防災, 環境, 平和, 福祉, 食育
・本年度、全学年で生活科や総合的な学習の時間をつかって、地域の「人・もの・こと」について学び、校区のよさを感じてきました。そこで学んだことを「あさひっ子発表会」で保護者や地域の方に発信をしました。下記は、活動の概要です。旭小学校では，校区の特色を生かしてＥＳＤの活動をすすめ，地域に愛着をもち学び続ける力を育てています。
① 一人一人を大切にする町 旭校区 (３年生)
旭校区は、総合福祉センター（あいトピア）や障害者福祉会館（さくらピア）があり、さまざまな人が行き来しています。３年生は、「一人一人を大切にする町 旭校区」をテーマに校区の公園、神社、0532福祉施設等を見学し、それぞれのよさについて調べ，身近なところにユニバーサルデザインやバリアフリーなど誰もが暮らしやすい工夫がされていることに気づきました。また，高齢者福祉講座を通して，お年寄りがどんな手助けを必要としているかを学び，自分たちができることは何かを考え，「あさひっ子発表会」で伝えました。一人一人を大切にする旭校区の一員として、「笑顔で挨拶をし、声をかけて助けていけるようにしていきたい。」との思いをもちました。
② 守れ！自分の命 みんなの命 （５年生）
旭校区は、豊橋市の想定する南海トラフ地震の家屋被害予想調査結果で、全壊・焼失率86％という高い数値が出ています。そこで、出前講座で講師を招き、防災についての話を聞いたり、起震車を体験したりしたことで、地震の恐ろしさを感じました。過去の地震から対策を考えたり、通学路を歩いて危険箇所等を調べ、地図に落としたりして「校区の防災マップ」を作りました。「あさひっ子発表会」では、学んだことから地震時の災害を少なくするための手立てを参観者に呼びかけると共に地域のつながりの大切さを訴えました。
③ 平和について考える ユネスコ協会ってなんだろう （６年生）
第二次世界大戦を小学生で体験された方の話を聞き，戦争の恐ろしさを実感しました。また遠足で毎年行っている豊橋公園に陸軍の第18連隊がいたことを知り，ユネスコ協会の方と豊橋公園内の戦争遺跡を見学しました。ユネスコ協会の方から，戦争の遺跡について話を聞くことで，いつも利用している公園に多くの歴史があることを学ぶとともに，自分たちの生活が恵まれていることにも気づきました。「平和を維持するためには，待っていてはダメ」というユネスコ協会の方の話から自分たちにできる平和活動を考えました。
来年度の活動計画
〇福祉に係わる活動(3年）
校区にある総合福祉センター（あいトピア）や障害者福祉会館（さくらピア）等の福祉施設等を見学し、みんながくらしやすくするための工夫やよさについて調べる。また，実際に車椅子に乗ったり、お年寄りや目の不自由な方の不便さがわかる器具を装着したりして、移動の大変さを実感させる。また、補助の仕方や手助けの方法を学ぶ福祉体験活動を行う。
〇減災・防災に係わる活動(５年）
市の防災管理課と連携し，校区の防災マップ作りを行う。通学路の危険個所などを実際に歩いて確認をする。
○平和に係わる活動(6年）
６年生では，戦争体験者から話を聞いたり，軍用地跡の見学をして，当時の様子を想像させたりすることで，平和の大切さを実感できる学習に取り組んでいく。