所在地 | 〒996-0085 山形県新庄市堀端町5番81号 |
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電話番号 | 0233-22-1555 |
ホームページ | http://www.city-shinjo.ed.jp/shinjo-j/ |
加盟年 | 2011 |
2024年度活動報告
環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 福祉, 持続可能な生産と消費, 貧困
SDGs等の社会解決型課題に取り組むような活動の他に、環境やいのちの分野において、身近なことからできることに取り組む力を育成することを目標とし、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野に関して次のような活動を実施した。
1地球市民および平和と非暴力の文化について
①「心の日」と「いのちのキャンドル」
3月11日に「心の日」を設定し、東日本大震災の経験を風化させないために、読み聞かせや道徳の授業を実施し、「いのち」について考えた。またJRC委員が中心になり、校門付近に雪灯籠をつくり、「いのちのキャンドル」として地域と共に東日本大震災の被災地の復興を祈った。
②山形県大雨災害募金
7月に起きた山形県大雨災害に、何かできることはないかと、生徒会が中心となって呼びかけを行い義援金の募金活動を行った。全校での募金活動で20,119円の善意を集めることできた。集めた募金は山新放送愛の事業団を通じて、被災地へ送られた。その中で、生徒たちは、「困っている人たちを思う気持ちを今後の生徒会活動に生かしたい」、「不自由なく生活できていることに感謝したい」と話していた。
③赤い羽根共同募金
毎年10月に校内で赤い羽根共同募金活動を行っている。今年度は15,688円の善意を集めることができた。
④NHK海外たすけあい共同募金
世界で起きている紛争や災害等による犠牲者の支援をするために、12月にヨークベニマル新庄下田店にて、JRC委員を中心にNHK海外たすけあい街頭募金に参加した。34,219円の善意を集めることができた。
2持続可能な開発および持続可能なライフスタイルについて
①服の力プロジェクト
前年度に引き続き「届けよう服の力プロジェクト」を実施した。UNIQLOに出張講義を依頼し、SDGsに対しどのような企業努力をしているのか、また衣服を通して生徒たちにできることはどんなことかを講義いただいた。後日、着られなくなった子ども服を校内で集め、発展途上国で衣服を必要とする子どもたちへ送ることができた。
②コスモスの種を配布
新庄市内の指首野川沿いの歩道に植えたコスモスから採取した種を、新庄市教育の日に配布した。生徒は毎年、コスモスの苗植えから種の採取、梱包、配布までを行う。指首野川沿いは、「コスモスロード」として地元で親しまれている。生徒は地域の人たちにコスモスを見て元気になってもらいたいという思いで活動を行っている。コスモスを植えることで、地元が明るく、元気になり、またホタルが生息できる環境をつくっていきたい。
3異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重
①今村翔吾さんとのダンスプロジェクト
新庄開府400年記念事業として、直木賞作家・今村翔吾さんとダンスプロジェクトを進めている。このプロジェクトには新庄市内の小学3年~高校2年の70人が参加している。本校からも30人が参加している。ダンスは新庄まつりと新庄開府400年記念式典などで発表する予定である。
②イングリッシュキャンプ
8月1日、2日の両日、新庄市の小中学生が、外国語指導助手(ALT)や高校生などから英語を学んだ。生徒は、英語でマフィン作りや実験、英語朗読劇などに取り組んだ。キャンプは2日間で、新庄市内7校の生徒33人が参加し、本校からは4人が参加した。イングリッシュキャンプは、英語に興味や関心を持つ新庄市の小中学生を対象に、英語に親しむ機会の創出や国際理解の促進を図るために、毎年行っている。
③新庄まつり後清掃ボランティア
ユネスコ無形文化遺産である新庄祭り後に、駅前通りや商店街のごみ拾いを行う清掃ボランティアを再開した。祭り後に自分たちの学区内である駅前通りをきれいにすることで、多くの人に気持ちよく生活してもらえるよう、生徒一丸となり早朝に活動することができた。
来年度の活動計画
・3月11日「心の日」
・新庄まつり後清掃ボランティア
・老人宅雪かきボランティア
・「届けよう服のチカラプロジェクト」