2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境

本校は、「ユネスコ無形文化遺産登録の『新庄まつり』を盛り上げ、祭り後の町をきれいにしよう」を活動テーマとして、ESDを持続可能なふるさとづくりへの参加と捉え、ESDの実践を通してふるさとである新庄市への愛着と誇りの育成を目標とした。
具体的には、①8月24日、25日、26日に開催されるユネスコ無形文化遺産登録の”新庄まつり”への積極的参加を柱に、②27日学校休業日の際に、全校生徒に呼びかけ市内中心街の清掃活動、ゴミ拾いに係わる活動を行った。
① 新庄まつり運営協力に係わる活動
本祭りは地区ごとに物語部門、昔話部門の部門ごとのテーマに従い、町内ごとに絢爛豪華を競う山車を市民の手で製作し、お囃子と呼ばれる三味線や鐘を演奏しながら、市内全域を山車パレードするという江戸時代から続く祭りである。いずれの活動も、1か月以上の製作作業や演奏の練習を夜に市民が集まって行う。中学生も祭りを盛り上げる重要な一員として、新庄まつりのいずれかの作業にボランティアで参加している。町内に、山車製作やお囃子演奏の役が無い生徒は、別の町内で活動している。
② 新庄まつり翌日の市内清掃に係わる教育
新庄まつり翌日は、教育課程において休業日とし、全校生徒と全職員、地域の方々に呼びかけ、朝6時より学校から駅周辺まで、学級ごとにコースを決めて、ゴミ拾いを中心とした清掃活動を行っている。この活動によって、祭りを今後とも長く持続させる意義を感じさせることと、新庄まつりに貢献している意識を高めている。

来年度の活動計画

・8月24~26日新庄まつりへの参加と、27日の清掃活動の実施。
・男女分けての出席表から男女混合名簿へ変換することで、ジェンダーフリーの意識を高める。
・理科、技術科による、エネルギー変換の授業を工夫し、エネルギー発生の有効利用を教育で身につける。
・食に関する定期的なプリントや、手作り弁当の活動を取り入れ、食の循環に関する意識を高める。