• とよはししりつおおさきしょうがっこう
  • 豊橋市立大崎小学校

  • Toyohashi Municipal Osaki Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 海洋, 減災・防災, 環境, 世界遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費, 食育

所在地 〒441-8073 愛知県豊橋市大崎町字西里中20−1
電話番号 0532-25-1720
ホームページ http://www.toyohashi-c.ed.jp/oosaki-e/
加盟年 2013

2022年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, 環境

本校では,「自ら培った三つの力を発揮し,社会をよりよくしようとする子どもの育成」 ~学びをつなぎ 地域・社会とつなげ 未来につながるESDの実践~ をテーマに,総合的な学習の時間や各教科の時間を中心に,ESD活動を進めている。『笑顔あふれる世界のためにできることからはじめよう』を合い言葉に,「自分たちにできること」を追求していくことで,持続可能な社会の担い手の育成を図る。三つ(カリキュラム・授業・地域)のつながりを生かした学びを工夫することで,社会のさまざまな問題を自分事として捉え,自分の可能性を最大限に生かしながら社会に貢献するための基礎づくりをしている。

 

1年生 大崎の生き物かわいいよ!

生き物への親しみをもち,変化や成長の様子を実感できるようにするために,自分で決めた生き物の飼育を各自で行った。すみかや食べ物について考える場面では,自分の生き物がより快適に過ごせるようにと,真剣に考えた。冬に向けて飼育を続けるか自然にかえすかを話し合う場面でも,生き物にとってどうすることがよいかを切実感をもって話し合う姿が見られた。

2年生 大崎たんけんたい

校区の中に知らない場所があることを知った子どもたちは,町のふしぎを発見するために校区探検に出かけ,寺院や駄菓子屋などの施設さらにはそこで働く人へと目を向けていった。お手伝い体験をさせてもらう中で,大変な仕事であっても周りの人のためにがんばっているという校区の人の思いを感じ取ることができた。

3年生 みんな大好き 大崎のじまんのキャベツ

総合の授業でキャベツを種から育て,収穫する学習を行った。地域の農家さんと関わりながらキャベツを育てることで,農家の方たちの努力や工夫に気づいたり,育てたキャベツを食べることによる達成感を味わったりしたことで,大崎という町に対しての愛着を深めることができた。

4年生 大崎Happy smile掃除隊~大崎のまち 大崎の生き物のために~

理科の『季節と生き物』の学習で,1年を通して校区を流れる梅田川の生物の観察を続けた。梅田川に興味をもった子どもたちは,総合の時間に川にあるごみを拾い,どんなごみが多いのか分類した。繰り返し自然の観察やごみ調査をしていくうちに,梅田川の自然を守りたいという思いが高まり,定期的に梅田川周辺のごみ拾いを続けていくことにした。

5年生 大崎防災プロジェクト

南海トラフ巨大地震が校区に及ぼす被害を学習した子どもたちは,さまざまな不安を解消するため市役所のかたを招いて避難所設営の体験をした。また,校区自治会長からは校区に暮らす人の防災意識の低さについて話を聞いた。それらから生まれた危機感や切実感が地域の方と防災訓練をしようという意欲へとつながっていった。

6年生 ミライの大崎

自分の興味をもったSDGsについて調べ,下級生に発表する活動を行った。その学びが,その後の校区のためにできることを考える場面で「SDGsを達成しよう」という明確な目標へとつながった。SDGsを達成するために大崎の人たちと一緒にできる活動を考えた。候補に挙がった活動について,実現可能性や必要性などを根拠にしながら話し合い,実践する活動を絞っていった。

げんき組 げんきのおいもで“おもてなし” 栄養満点!げんきの朝ごはん

地産地消をテーマにオリジナルレシピを考えていった。学習において「食材は四つ以上」「栄養素が二つ以上」などの条件を満たす料理を考えた。学校農園でさまざまな種類の野菜の栽培活動を行った。その中のサツマイモを使い,お世話になったかたを招いておいもパーティーを開いた。子どもたちは,招いたかたに喜んでもらえるおいものおかしは何なのかということを調理→試食の体験を何度も繰り返し,試行錯誤しながら決めていった。

 

来年度の活動計画

本年度の活動を基本として継続していく。地域との関わりを重視し,農業ボランティアの協力を得て米作りや野菜作りに取り組む。校内だけでなく,校区や他校・外部機関との連携を密にして活動を進めていきたい。

過去の活動報告