• さいたましりつおおみややはたちゅうがっこう
  • さいたま市立大宮八幡中学校

  • Saitama Municipal Omiya Yahata Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒337-0041 埼玉県さいたま市見沼区大字南中丸357番地
電話番号 048-687-8800
ホームページ http://omiyayahata-j.saitama-city.ed.jp/
加盟年 2017

2023年度活動報告

活動分野

文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 貧困

本校は、「地球規模で考え、足元から行動する生徒の育成」を目指す学校像とし、教育活動全体を通してESDの視点に立った「7つの能力・態度」を育成する教育活動を展開している。また、自らが個別の課題を見つけ、その課題解決のために実際に行動する教育活動も実践している。

今年度は、それらの活動に加え、主なテーマとして、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野に着目して実践を重ねた。

  1. 地球市民および平和と非暴力の文化

新聞記者を招き、SDGsの観点から新聞記事を読むことを学んだり、自分たちで戦争、難民に関わる問題について世界ではどのような問題が存在しているかを情報収集したりしたのち、その概要をまとめ、情報発信をした。また、中東調査会から講師を招き、最新の中東情勢について学ぶなど、現在の世界が抱える課題について学習した。

【様式】2023年度ユネスコスクール年次活動報告書

2.持続可能な開発およびライフスタイルの醸成

さいたま市にある地域包括支援センターの方々主導による「認知症サポーター養成講座」を実施した。認知症について学ぶ講義形式に加え、テーマに沿ったディスカッションとロールプレイを行った。養成講座を開催することで、保護者と生徒が地域の高齢者を、地域全体を支えるための人材育成としている。

3.異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重

国際教育学習会として、インドネシア、アルゼンチン、フィリピン、ロシア出身の方々を招き、その国の風俗や文化を体験的に学んだ。具体的には、音楽、ダンス、遊びや教育をはじめ、生活一般にかかわることまで幅広く知識を得た。これを機に、多くの生徒が異文化や多様性に対する関心を高めることができた。

来年度の活動計画

引き続きESDの考えを生かし「地球規模で考え、足元から行動する生徒の育成」をテーマとした教育実践を展開する。

具体的には、令和5年度に実施した活動(ESD新聞記事学習、認知症サポーター養成講座、国際教育学習会)を継続して実施する。

さらに、教科横断的な視点に立ち、教育活動全体を通じてESDが目指す7つの能力・態度

①批判的に考える力 ②未来像を予測して計画を立てる力 ③多面的・総合的に考える力

④コミュニケーションを行う力 ⑤他者と協力する力 ⑥つながりを尊重する態度 ⑦進んで参加する態度)を全教科で育成する。

また、新規に、ESDカレンダーの改定、国内のユネスコ団体との交流、海外の学校との交流を通して、主体的に行動できる人材を育成したい。

過去の活動報告