所在地 | 〒337-0041 埼玉県さいたま市見沼区大字南中丸357番地 |
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電話番号 | 048-687-8800 |
ホームページ | http://omiyayahata-j.saitama-city.ed.jp/ |
加盟年 | 2017 |
2024年度活動報告
生物多様性, 海洋, 気候変動, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 健康, 貧困
(1)授業における実践
本校では例年通り、ESDカレンダーを作成し、各教科で計画的にESD、SDGsに関することを授業に取り入れている。特に総合的な学習の時間では、「国際理解」をテーマに、世界で起きている様々な問題を、SDGs17の目標から考える授業を行っている。授業展開として「知る」「考える」「行動する」の3つのステップを大切にしており、1年生は「世界と日本を比較する」、2年生は「世界の課題を発見する」、3年生は「解決策を発信する」という、学年に応じた課題を設定して取り組んでいる。3年間を通じて、持続可能な社会を築くための行動ができる生徒の育成を目指している。
(2)生徒の活動について
授業外においては、生徒会の生徒を中心に、ユニクロが行っている「服のチカラプロジェクト」に参加をしている。不要になった子ども服を、月に2回集める活動を行っている。また、近隣の小学校に出向き、そこで服の回収活動を行わせてもらっている。今年度は、約500着の子ども服を集めた。
また、2024年12月15日(日)に中目黒GTプラザホールで行われた、目黒区教育委員会主催の「ユネスコ青少年フェスタ」に昨年度に引き続き招待していただき、様々な小・中学校でのユネスコスクールとしての取り組みを知った。また、東京インドネシア学校の生徒と交流しながら、環境問題やSDGsの解決に向けて何ができるかディスカッションを行った。
これらの授業や活動の中で、本校では「地球規模で考え足元から行動する」をテーマとし、生徒が世界の実情を知り、自ら考え、どう行動するか、を大切にしている。
来年度の活動計画
服のチカラプロジェクトをはじめ、学校全体で取り組める活動を継続していく。そのような活動を活発化させるためにも、日頃の授業の内外でESD・SDGsを学習に取り入れていく。また、自ら行動する生徒を増やしてくためには、世界の現状を知り、考えることが大切だと感じるため、情報を発信する活動にも力を入れていきたい。取組のPDCAサイクルを回していきながら、内容の精選も行い、よりよい活動を目指していく。