• みつけしりつみつけとくべつがっこう
  • 見附市立見附特別支援学校

  • Mitsuke Municipal Mitsuke School for Special Needs Education
  • 種別 地区
  • 主な活動分野文化多様性, 人権, 福祉

所在地 〒954-0034 新潟県見附市月見台1-10-74
電話番号 0258-63-2210
ホームページ http://www.mitsuke-ngt.ed.jp/~myougo/myougotop.htm
加盟年 2011

2023年度活動報告

活動分野

文化多様性, 人権, 福祉

当校は「地域で豊かに自分らしく生きる」を教育目標としている。ESDを「共生社会の実現」と捉え、ESDの実践を通して、「他者との交流による関わることの楽しさ」「社会性の伸長」を目指した。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮した上で、次の(ア)~(ウ)の活動を行った。

(ア)校内での学部間交流

今年度は、学部間の交流活動「まごころ交流会」を対面で3回行った。自己紹介やクイズ、ゲーム等をしながら交流を行い、高等部の生徒がリーダーとなって運営した。中学部や高等部の生徒は、どのように伝えると小学部の児童に分かりやすいか考えることで、相手のことを考えて行動することの大切さを学習する機会となった。小学部の児童は、校内でモデルとなる中学部・高等部生徒と交流することで、人と関わることの楽しさを感じることができた。

(イ)近隣小中学校、大牟田特別支援学校との交流

今年度、小学部は、見附市立名木野小学校と交流活動を行った。学年ごとに自己紹介をしたり、ダンスや演奏を発表し合ったりした。中学部は、見附市立南中学校、長岡市立山本中学校と交流活動を行った。一緒にプランターを作ったり、歌やダンスを発表し合ったり楽しく活動した。小中学部の希望する児童生徒が、市内小中学校との居住地校交流に参加することもできた。また、同じユネスコスクールの福岡県大牟田市立大牟田特別支援学校とは、各学部とも児童生徒の作品を交換し、お互いの学校を紹介し合うことで交流した。

(ウ)卒業後を見据えた地域での職場実習や職場見学

当校の児童生徒は、自立し、地域社会で活躍することを目標としている。今年度、高等部職場実習は、6月と11月に3週間ずつ行った。生徒一人一人の実態に応じて地域の企業や福祉事業所等で実習することで、働くことの意義に気付き、生徒の良いところやこれからの課題が見出された。中学部は、地域の企業と福祉施設で職場実習を行い、職場の雰囲気を感じたり、先輩の話を聞いたりすることができた。今後の学校生活に生かすように引き続き支援していく。

来年度の活動計画

当校の教育目標「地域で豊かに自分らしく生きる」と、当校の理念の一つである「障害の有無に関わらず、互いに理解し合い、子どもたちあるいは地域の人たちがふれあい、ともに活動する教育」の達成を目指し、ESDの実践を通して、同じ社会に生きる人間として、互いに尊重し協働していく社会を担う子どもの育成を目標とする。そのため、近隣小中学校や特別支援学校、県外の特別支援学校との学校間交流や居住地校交流などの交流及び共同学習を中核に据えて、活動を行っていく。交流においては、感染症等の社会情勢を踏まえながら、可能な範囲で効果的な活動ができるように進めていく。また、高等部生徒は職場実習に参加することで、卒業後、自立し地域社会で活躍することの大切さを学べるように支援していく。

過去の活動報告