• ひょうごけんりつみききたこうとうがっこう
  • 兵庫県立三木北高等学校

  • Hyogo Prefectural Mikikita High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

所在地 〒673-0521 兵庫県三木市志染町青山6-25
電話番号 0794-85-6781
ホームページ https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/mikikita-hs/NC3/
加盟年 2012

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

1.活動の概要
本校は、「人と環境の三木北」をキャッチフレーズとし、「環境教育」、「国際理解教育」、「地域連携教育」を教育の柱を立て、それらに関連付けて校内のすべての教育活動を実施している。また、地域と連携して地域づくりの取組や環境保護・保全に係るボランティア活動等への積極的な参加を推進している。さらに、SDGsを学校教育活動の中心に位置付け、これまでの活動とSDGsの関連性を全校生に意識させる取組を積極的に行っている。

 

2.目 標
(1) 「環境教育」に関すること
身近な環境問題だけでなく、世界規模で起こっている問題にも目を向け、それらの解決に向けた行動ができること。

(2) 「国際理解教育」関すること
世界、国内、地域で起こっている国際理解に関する諸問題を知り、それらの解決のための方法を考え、行動できるようになること。

(3) 「地域連携教育」に関すること
本校所在地である三木市はもちろん、生徒の居住地との関わりをもち、地域のために活動し、地域を大切に思う気持ちを 醸成すること。

 

3.育みたい力
(1) 身の回りで起こっている様々なことに関心をもち、それらに関することを調べようとする意欲や態度。

(2) 具体的には情報収集能力、プレゼンテーション力、コミュニケーション能力、行動力、相手の立場に立って考える力

 

4.主な活動内容
(1) 「プロジェクト10.0」の取組
三木市のふるさと納税額を10億円にするために、市と本校生徒が連携し、返礼品となる市内事業者の商品の魅力がうまく伝わり、寄付額の増額につながるか、高校生目線で様々なアイディアを出しながら活動した。

(2) 「神戸電鉄粟線活性化」の取組
生徒が通学でも使用する神戸電鉄の活性化について、防災・子育て・伝統文化などのテーマに分かれて、2年計画で議論を進め、成果を発表する。

(3) 第2学年「地域貢献」、第3学年「課題研究」の取組
地域活性化を主な目的として、地元産の酒米「山田錦」の活用法や通学路にある地元商店街「サンロード」の活性化策を講演会やフィールドワークを交えならが、生徒が主体となって考えた。

(4)  宮城県南三陸高等学校との交流
東日本大震災以降、野球部が交流を続けている。新型コロナウィルスの流行により、休止していたが2023年3月に宮城県を訪問した。

(5) 多種多様なボランティア活動
地域だけではなく、三木市、ダイワハウスなど官民を問わず、様々なボランティア活動を積極的に行っている。地域との関わりは生徒の成長につながっている。

<ボランティア活動の内容>
募金活動(あしなが育英会、ウクライナ支援)、駅前清掃、1・17の集い、地域防災訓練、三木市若者ミーティング、平和の鐘、クールチョイス、中高生ゴルフ全国大会運営、コミュニティスペースでの縁日と子供遊び、三木鬼追い式、など

(6) グリーンカーテンプロジェクト
地域緑化を進めることを目的として、校舎南側の壁面にゴーヤを植栽している。第1学年の特色選抜入学生徒が協力し、植栽・水やり・種の収穫と配布を行った。収穫したゴーヤは保護者や地域の方々に配布した。

(7) エコキャップ回収活動
HR教室と生徒昇降口にキャップ回収機を設置している。月1回のペースで生徒が集約し、大栄環境(株)に送付している。2023年12月末で約95万個(累計)を回収することができた。また、校門横、近隣のこども園にも回収機を設置し、地域の方々と共に回収活動を行っている。

(8) “届けよう、服のチカラ”プロジェクト
(株)ユニクロと協力して、子供服をリサイクルし、難民キャンプに贈る活動を行った。単なる「服のリサイクル活動」ではなく、ユニクロ社員の出張授業、校内や地域への呼びかけ、本校生徒が地域のこども園で出前授業を行うなど、世界で起こっている様々な問題を知り、生徒が主体性や幅広い視野を身に付けるための活動となっている。2023年度は2482枚の子ども服を回収することができた。

来年度の活動計画

4月

新入生対象 SDGs・総合的な探究の時間説明会

5月

グリーンカーテン(ゴーヤ植栽) → SDGs13

6月

“届けよう、服のチカラ”プロジェクト出前授業 → SDGs3

7月

全校環境保全活動 → SDGs11

8月

地域でボランティア → SDGs11

インターンシップ(就職・公務員・保育・医療) → SDGs8

地域こども食堂  → SDGs11

10月

“届けよう、服のチカラ”プロジェクト回収活動 → SDGs3

11月

全校環境保全活動 → SDGs11

12月

人権講演会 → SDGs10

豪州ドローウィンセカンダリ-カレッジ生徒間交流 → SDGs17

書き損じはがき回収活動 → SDGs4

1月

三木鬼追い式ボランティア → SDGs11

3月

東日本大震災復興支援凧揚げ

宮城県南三陸高等学校との交流

通年

ペットボトルキャップ回収活動 → SDGs12

太陽光発電 → SDGs7

地域自治会との駅前清掃活動(2か月に1回) → SDGs11

各種ボランティアに参加 → SDGs16

過去の活動報告