2021年度活動報告

本年度の活動内容

　

↑エコキャップ回収活動↑　　　　　　　 ↑服のチカラＰ 出前授業↑

【ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野】

①地球市民および平和と非暴力の文化

→三木市ユネスコ協会主催「平和の鐘を鳴らそう」に参加し、平和の心を養う取組を行った。

②持続可能な開発および持続可能なライフスタイル

→下記の(1)(2)(3)の取組を行うことで、持続可能な社会を構築する一員としての意識が高められていると思われる。

③異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重

→第２学年の総合的な探究の時間に「国際・異文化理解」という探究分野を設置し、自ら課題を発見し、解決していく取組を行っている。

本校は、「人と環境の三木北」をキャッチフレーズとし、「地域の環境活動の拠点」になることを目標としている。活動を実践するにあたり、「環境教育」「国際理解教育」「地域連携教育」という３つの柱を立て、それらに関連付けて校内のすべての教育活動を実施している。また、地域と連携して地域づくりの取組や環境保護・保全に係るボランティア活動等への積極的な参加を推進している。さらに、SDGsを学校教育活動の中心に位置付け、これまでの活動とSDGsの関連性を全校生に意識させる取り組みを行っている。本校の特徴的な活動は以下のとおりである。

(1) グリーンカーテンプロジェクト

地域緑化を進めることを目的として、校舎南側の壁面にゴーヤを植栽した。特色選抜入学生徒が協力し、植栽・水やり・種の収穫と配布を行った。収穫したゴーヤは保護者や地域の方々に配布した。

(2) エコキャップ回収活動

ＨＲ教室と生徒昇降口にキャップ回収機を設置している。月１回のペースで生徒が集約し、回収業者に送付している。2021年12月末で約62万個（累計）を回収することができた。また、校門横、近隣のこども園にも回収機を設置し、地域の方々と共に回収活動を行っている。

(3) “届けよう、服のチカラ”プロジェクト

（株）ユニクロと協力して、子供服をリサイクルし、難民キャンプに贈る活動を行った。単なる「服のリサイクル活動」ではなく、ユニクロ社員の出張授業、校内や地域への呼びかけ、本校生徒が地域の幼稚園・こども園で出前授業を行うなど、世界で起こっている様々な問題を知り、生徒が主体性や幅広い視野を身に付けるための活動となっている。

来年度の活動計画

4月：新入生対象　SDGs・総合的な探究の時間説明会 5月：グリーンカーテン（ゴーヤ植栽）　→　SDGs13 6月：“届けよう、服のチカラ”プロジェクト出前授業　→　SDGs3 7月：全校環境保全活動　→　SDGs11 8月：地域の夏祭りにボランティアとして参加　→　SDGs11 インターンシップ　→　SDGs8 地域こども食堂　　→　SDGs11 豪州ドローウィンセカンダリ－カレッジ生徒間交流　→　SDGs17 10月：“届けよう、服のチカラ”プロジェクト回収活動　→　SDGs3 11月：全校環境保全活動　→　SDGs11 12月：人権講演会　→　SDGs10 1月：鬼追い式ボランティア　→　SDGs11 東日本大震災復興支援凧揚げ 書き損じはがき回収活動　→　SDGs4 3月：宮城県志津川高校野球部との交流 通年：エコキャップ回収活動　→　SDGs12 フレイル予防プロジェクト　→　SDGs3 太陽光発電　→　SDGs7 地域自治会との駅前清掃活動　→　SDGs11 各種ボランティアに参加