• えにわしりつまつえしょうがっこう
  • 恵庭市立松恵小学校

  • Eniwa Municipal Matsue Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困

所在地 〒061-1403 北海道恵庭市中央452-2
電話番号 0123-32-4891
ホームページ https://www10.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=0110007
加盟年 2011

2023年度活動報告

活動分野

環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困

本校は、ふるさと教育を軸にしながら未来を創造(想像)できる子どもたちの育成を目指し、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野のうちの1つである「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」に重点を置いて取り組んでいる。具体的には「ユネスコショップ」の取組を中心として、食育・環境、国際理解・人権等の取組を行っている。食育・環境では「学校園での野菜づくり」および「緑の少年団活動」に取り組み、「書き損じはがきの回収」「リングプル・PETボトルキャップ回収」「赤い羽根募金」「緑の募金」等での寄付活動にも力を入れている。

全校児童が100名程度の小規模校であるため、回収活動・校内募金では限界があるが、「少人数でも貢献できるもの」「ユネスコへの寄付活動によって感動を与えられるもの」を検討して取り組んでいる。以前から、低学年では「生活科」での作物の育成、中・高学年では「総合的な学習の時間」で「農園活動」を行っていたため、農園で栽培した作物をユネスコショップで販売して得られた「代金」をユネスコに寄付するように計画している。収穫物の仕分けや販売準備等は、代々1.2年生の担当としている。

300坪の農園で、学年ごとに様々な野菜を育てており、かつての教員住宅の建物を「ユネスコショップ」として展示・販売を行っているが、その際「寄付」する旨を周知して、保護者や通行者に、代金以上の金額を納めてもらっている。中・高学年の農園活動では、買い手に喜んでもらえるように、作物の種類を工夫したり、丁寧に世話したりして、売上に貢献している。

今年度は8月~10月に、1・2年生を中心に「ユネスコショップ」を運営してきた。多くの方々に来校していただき、たくさんの野菜を購入していただいた。2月には恵庭ユネスコ協会の方に来校していただき、収益金の贈呈を予定している。

各学年で、学校農園での野菜づくりに取り組み、集めた収益金が、ユネスコの「世界寺子屋運動」基金の一助になり、世界のめぐまれない子どもたちの学用品代などとして利用されることを知る学習を位置付けている。

また、今年度は5年生において、この取組を土台に世界の食料問題と関連させた「飢餓をゼロに」という探究学習の単元を位置付けてより深みのある学習を目指している。

来年度の活動計画

5月 緑の募金活動(環境) 学校農園栽培活動開始(環境)

6月 フラワーロード花苗植え(環境)

8月 ユネスコショップオープン(貧困)(国際理解)(平和)(人権)(環境)

9月 林間学校 森林学習 川の環境保全学習(環境)(生物多様性)

ユネスコショップ運営(貧困)(国際理解)(平和)(人権)(環境)

10月 フラワーロード片付け(環境)

5年探究学習「飢餓をゼロに」(貧困)(国際理解)

12月 赤い羽根募金(福祉)

1月 書き損じはがき回収(貧困) (福祉)

通年 リングプル・ペットボトルキャップ回収(福祉)

過去の活動報告