2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困

学校農園での野菜作り

300坪の農園で、様々な作物を作ります。気候、地質、調理方法等の調べ学習にもつながります。

ユネスコショップ開店式

農園で作った野菜を販売し、ユネスコへの寄付を募ります。

ユネスコ協会への贈呈式

ユネスコショップでの売上と寄付をあわせて地元のユネスコ協会会長に贈呈しました。

本校では、「ユネスコショップ」の取組を中心として、食育・環境、国際社会・人権等への取組を行っている。食育・環境では「学校園での野菜づくり」「川の学習」および「緑の少年団活動」に取り組み、「書き損じはがきの回収」「リングプル・PETボトルキャップ回収」「赤い羽根募金」「緑の募金」等での寄付活動にも力を入れている。

全校児童が100名程度の小規模校であるため、回収活動・校内募金では限界があるが、「少人数でも貢献できるもの」「ユネスコへの寄付活動によって感動を与えられるもの」を検討して取り組んでいる。以前から、低学年では「生活科」での作物の育成、中・高学年では「総合的な学習の時間」で「農園学習」を行っていたため、農園で栽培した作物をユネスコショップで販売して得られた「代金」をユネスコに寄付するように計画した。収穫物の仕分けや販売準備等は、代々1.2年生の担当としている。

300坪の農園で、学年ごとに様々な野菜を育てており、かつての教員住宅の建物を「ユネスコショップ」として展示・販売を行うが、その際「寄付」する旨を周知して、保護者や通行者が代金以上の金額を納めてもらっている。中・高学年の授業は、買い手に喜んでもらえるように、作物の種類を工夫したり、丁寧に世話したりして、売上に貢献している。コロナ禍で中止となっているが、「収穫祭」として、保護者や地域住民を招いて調理等を行う行事も計画されていた。

その他の活動として、総合的な学習の時間、英語・外国語活動の時間を使った国際理解の授業、いじめ等に関する全校標語づくりやCAPプログラムをとおしての人権教育、今年度は中止となったが、地域の方との交流として「餅つき」や「昔遊び交流」等も計画されていた。

来年度の活動計画

各学年で、学校農園での野菜づくりに取り組み、ユネスコショップでの販売、地域・保護者等との交流につなげる活動とする。(コロナ禍での制約があるので、飲食会等は開催できない。) また作物の選定を通して環境問題等に関心を持ち、利活用方法等の学習を通して、食育の取組としても行う。

「書き損じはがきの回収」「リングプル・PETボトルキャップ回収」「赤い羽根募金」「緑の募金」等の回収・募金活動は、児童会が中心となって呼びかけ、それぞれの団体へ提出する。

英語・外国語活動の時間を使っての国際理解教育や、生活科を中心として「伝統的文化」等へ関心を持たせるように計画する。