• かつやましりつかつやまちゅうぶちゅうがっこう
  • 勝山市立勝山中部中学校

  • Katsuyama Municipal Katsuyama Chubu Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 持続可能な生産と消費, 食育, ジオパーク

所在地 〒911-0035 福井県勝山市郡町1丁目3-34
電話番号 0779-88-2040
ホームページ http://katsuyamachubu.mitelog.jp/
加盟年 2014

2023年度活動報告

活動分野

世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 食育, ジオパーク

本校は、校訓である「奮起・自主・協働」を学校理念とし、研究主題「自ら課題を見つけ,課題解決に向かって活動できる生徒の育成」と定め、活動を展開してきた。
生徒も教師も活動を展開する際の合い言葉は、「自走自立」「自分事感」である。さらに、大きな視点で世界を見るとともに、実際の自分の生活を見つめる力、また、実際の生活と世界とをつなげて考える力の育成が求められていることを強く感じている。
そこで、本校では、教師ひとりが1プロジェクトを立ち上げ、そのプロジェクトを実行するために生徒とともに活動を進めてきた。その中の一つを紹介する。
〇プロジェクト名:ふるさと創生プロジェクト
〇具体的目標:ふるさと勝山の魅力を発見し、視野を広げ、発信すると共に課題解決に向けた提案をする中で、生徒の思考力・判断力・表現力を育む。
〇活動例:第1学年の探究活動
本校の校区には3つの小学校があり、それぞれの校区にある特徴的なジオパーク活動を生かした教育活動を行っている。本年度は、その活動をお互いに紹介し合ったり、それらに携わったりしている方々に来校いただき話を伺ったりした。生徒は、わたしたちが暮らしている土地には、これまで知ることのなかった地域の特徴やそれら残すために守る活動をしている人々がいることを知った。
次に、地域に貢献することを目標に、自分たちにできることを様々考える活動を展開した。まちづくりに力を入れている鯖江市へ赴き、市役所の方、地域の方からまちづくりにかける思いや工夫をお聞きした。また、これから先も残したいものは何か、残すためにどのような活動ができるかを考える「わたしたちが残したいもの」と題した活動を展開し始めた。
活動開始当初は、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野の中の、特に「2. 持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」やSDGs11「住み続けられるまちづくりを」が大きなターゲットであったが、活動を進める中で、ターゲットは多岐にわたってきている。生徒はまだそのことに気づいていない。2年生半ばまで続くこの活動の中で、気づけるように関わっていきたいと考えている。

来年度の活動計画

1年生 … ジオパーク学習やふるさと学習中心とした探究活動
2年生 … キャリア教育を柱に据えた探究活動
3年生 … 学校・地域・世界を視野に入れた学校自治活動
学校全体で … ユネスコスクールのネットワークを生かした学校間交流およびSDGsの視点を取り入れた生徒会活動

過去の活動報告