所在地 | 〒206-0812 東京都稲城市矢野口1901−2 |
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電話番号 | 042-377-0351 |
ホームページ | https://www.fureai-cloud.jp/ine7e/ |
加盟年 | 2013 |
2023年度活動報告
生物多様性, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 福祉, 持続可能な生産と消費
本校は「夢をかりたて、希望を育てる学校」を学校理念とし、ESDの実践を通して「多角的に問題を捉え、よりよい未来を描き、実践する力の育成」を目標とした。
①「地球市民および平和と非暴力の文化」の分野
地域の手話サークルや福祉施設の方々を招き、手話や車いす、白杖体験などの活動を体験することで障害のある方々への理解を深め、思いやりの気持ちを高めた。さらに、車いすバスケットボールの元日本代表選手を招き、お話を聞いたり、車いすに乗りながらの運動の仕方を教わったりした。
②「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」の分野
学区内になる商店街の店舗を巡り、働く人の工夫や努力、地域への思い等について調べ、地域をより活性化するための方策を考えて発信する学習を行った。また、地域の特産品である「梨」をテーマに、近隣の栽培農家の協力を得て、果樹園での梨栽培の体験学習(受粉、摘果、収穫)を行った。地域を支える方々の思いを知り、自分たちの暮らしが支えられていることを実感し、地域への親しみの気持ちが高まった。
③「異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重」の分野
地域の講師を招き、箏を教わって演奏する体験を行った。また、町探検や図工の学習(風景画)などで、近隣にある神社へ何度も訪れた。さらに、地域の方々から「矢野口音頭」や「阿波踊り」などを教わった。
日本の伝統文化に触れる体験を通して、伝統的なものを身近に感じるとともに、自分たちが暮らす地域の文化を大切にしていきたいという気持ちを高めた。
来年度の活動計画
児童にとって身近な「ひと」「もの」「こと」を対象に教材開発を行い、「多角的に問題を捉え、よりよい未来を描き、実践する力の育成」を目標とし、地域に根差した体験的・実践的な学習を展開していく。
学年ごとの取組(予定)
1年生:身近な自然・生き物とのふれあい、ヤゴ救出大作戦、昔の遊び体験
2年生:身近な自然・生き物とのふれあい、ヤゴ救出大作戦、町探検(商店街、公共施設)
3年生:梨の栽培体験、矢野口安全パトロール隊(安全マップ作り)、稲城阿波踊り体験
4年生:エコレンジャーになろう、福祉体験(手話体験、車いす体験)
5年生:稲作体験、三沢川に関わる学習、地域の今と未来を考える
6年生:筝曲体験、野沢温泉村宿泊体験学習