所在地 | 〒981-3362 宮城県富谷市日吉台一丁目13番地1 |
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電話番号 | 022-358-1486 |
ホームページ | https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/hiyoshidaisho/ |
加盟年 | 2010 |
2024年度活動報告
減災・防災, 気候変動, 環境, 福祉, 食育
本校は、ここ数年継続して「自分の生活と地域社会の様々な事象との関わりについて、課題を見つけ、仲間と協力しながら問題の解決に積極的に取り組もうとする」「自分の生活と地域社会の様々な事象との関わりを通して、持続可能な社会づくりへの意識を持ち、自分の生き方を考えようとする」の2つをテーマとして、ESD/SDGs活動に取り組んでいる。
これは、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野のうち、「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」に大きく関わるものと捉えており、これらの活動を通して、よりよい生き方を探究する力の育成を目標としている。
3年生では地域の「食」に関わる特産物の調査と講師を招いての体験活動や、ハンディキャップ体験を実施した。今年度は、ブルーベリーの摘み取り体験を行い、農家の方々の苦労や地域発展の為の取組など、様々な視点で特産品について学ぶことができた。4年生では富谷市の「ゼロカーボン」の取組について調査したり、津波避難タワーや震災遺構荒浜小学校の見学を通して、防災について学んだりした。5年生では学校林の整備や米作りなど自然体験を通して、環境保護について考えを深めた。6年生では、これまでの学習をまとめ、地域の発展について研究や提案などを行った。
児童は様々な視点から、身近な地域や社会について学ぶことができた。また、調査の仕方や得た情報のまとめ方、タブレット端末を活用したスライドの作成や発信する技術を身に付けることができた。さらに、自分の考察やグループでの話合いなどから、新たな課題を見出し、その解決へ向けた取組について考えを深めることができた。
来年度の活動計画
2025年度も今までの活動をベースにして、各学年ともに「総合的な学習の時間」を中心に取り組んでいく。
特に外部講師を積極的に活用し、体験活動を通して地域やESD/SDGsについて興味・関心を高めたい。具体的には特産品であるブルーベリーや米を栽培している農家の方々、学校林の整備で協力を得たNPO法人宮城県森林インストラクター協会の方々など、たくさんの人と触れ合う中で物事を多角的に考えたり、新たな課題を発見したりと、考えを深めることができると考える。
さらに、世界の様々な課題や取組について学び、自分たちにできることを考え、実践していく。図書室等にある参考図書やインターネットを利用して、「国際デー」について調べたり、内容を紹介したりと、海外に目を向けられるような取組をしたいと考える。