所在地 | 〒206-0033 東京都多摩市落合3丁目24 |
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電話番号 | 042-376-6214 |
ホームページ | http://schit.net/tama/eshigashiochiai/ |
加盟年 | 2013 |
2024年度活動報告
環境, 文化多様性, 国際理解, 人権, 福祉, 食育
本校は、「21世紀をたくましく生きる 東落合小の子どもたち」を学校理念として、ESDを「2050年の大人づくり」と捉え、ESDの実践を通して「多面的・総合的に考える力」の育成を目標とした。
具体的には、食育、国際理解教育、福祉教育を柱に、①食に係わる学習 ②外国の方に係わる学習 ③高齢者に係わる学習を行った。
・食に係わる学習
心身の成長や健康の保持増進、食文化の理解、先人の知恵や畏敬の念を理解することを目的に、栄養教諭を活用して特別支援学級も含めて、全学年で食育を実施した。3年生は、農家に関する学習も行い、農家で働く方をゲストティーチャーとして学校に招き、農家が行っている工夫、農家をやることの喜び、苦労について学んだ。また、以下の栽培活動にも取り組んだ。
1年生では、サツマイモの栽培から収穫、試食までを体験した。
2年生では、自ら栽培したい野菜を選択し、キュウリ、トマト、ナス、ピーマン大豆を栽培した。収穫した野菜は、家庭に持ち帰り、家庭で調理して食べる活動を行った。
特別支援学級では、学級の目の前にある畑を活用し、サツマイモ、チンゲンサイ、ピーマン、スイカを栽培し、学校で調理して食べる活動を行った。
身の回りの自然に対する興味・関心を高めるとともに環境を守ることの大切さを学んだ。
・外国の方に係わる学習
5年生は、総合的な学習の時間に「みんな同じ地球のなかま」の学習に取り組んだ。近隣の日本語学校と連携し、その学校に通う留学生の方をゲストティーチャーとして招き、外国の文化や特色について教えてもらう機会を得た。異国の文化や慣習を知ることにより、多様な他者の存在について理解を深めることができた。
・高齢者に係わる学習
地域学校協働活動推進員を活用して、地域の人材を生かして高齢者とのかかわりやつながりを課題として授業を展開した。1、2年生は、地域に住む高齢者の方から伝統的な遊びを教えてもらった。6年生は、学校の近隣に住む一人暮らしの高齢者の家に行き「ゴミ出しボランティア活動」を継続して行ってきた。高齢者を含めた、他者とのつながりを尊重する態度を育成することができた。
来年度の活動計画
令和7年度の本校の持続発展教育・ESDの実践【ユネスコスクールとしての取組】
(1)総合的な学習の時間の授業におけるテーマの設定と実践
・産学官連携による「インテリジェント・モビリティ・サービス」について
(2)東京農工大学農学部との連携による授業(環境教育等)
(3)民間企業等による出前授業、オンラインを活用した授業(国際理解、食育、福祉・奉仕、キャリア教育等)
(4)保護者、地域人材を外部講師・ゲストティーチャーに招いての授業(国際理解、環境教育、福祉等)