| 所在地 | 〒836-0003 福岡県大牟田市大字唐船395 |
|---|---|
| 電話番号 | 0944-53-6025 |
| ホームページ | http://www.e-net21.city.omuta.fukuoka.jp/tegama-es/ |
| 加盟年 | 2012 |
2025年度活動報告
海洋, 減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費, 食育
本校は、「大地に生きる手鎌~わたしたちがつなぐ、農業と食文化~」を活動テーマとして、ESDを健康で生きがいのあるくらしとまちづくりのための教育と捉え、ESDの実践を通して、地域を愛し、地域のために共に行動する力の育成を目標とした。
具体的には、地域とのかかわりを深める体験活動を柱に、①郷土を知り、郷土の食文化を大切にしていく学習、②郷土の歴史に触れ、郷土の伝統を守り、受け継いでいく学習、③校区の成り立ちから、地域での防災・減災について学習を行っている。
①郷土を知り、郷土の食文化を大切にしていく学習

干拓の仕事や農作業の合間に食べられていた食べ物である「黒崎串だご」づくりに挑戦した。11月に地域の方の協力を得て、串だごが食べられるようになった経緯や作り方等について教えてもらった。また、実際に串だごづくりを行い、「黒崎串だご」づくりが大切に守り継がれてきたことや伝統的な作り方を学んだ。これらの体験を通して、子ども達は、自分達がこの伝統ある食文化を守り継いでいかなければならないと考えた。また、守り継いでいくために、学校 や家庭、地域に広く知ってもらおうと発信していった。
②郷土の歴史に触れ、郷土の伝統を守り、受け継いでいく学習
校区の歴史を学ぶ中で、干拓によりできた地域であることや先人の大変な努力と苦労によって手鎌地区が築かれたことを学んだ。そして、それを乗り越えた『潟いね踊り』という伝統文化を中心に位置付けた学習を行った。干拓仕事の厳しさと仕事への誇り、そして、継承してきた保存会の方々の思いを『潟いね踊り』を通して学ぶ中で、「郷土の伝統文化」について考えた。学んだことをプレゼンにまとめて地域に発信したり、地域のお祭りに参加し、『潟いね踊り』を披露したりすることで、地域の伝統を受け継ぐ学習を行った。
③校区の成り立ちから、地域での防災・減災について学習
干拓地である手鎌地区は水が溜まりやすい土地であることから、大牟田市で起きた水害を自分事と捉え、地域の一員としての在り方について学習を行った。防災センターでの体験活動を通して、災害の恐ろしさや対策の重要性について学び、市の防災室の方々には、より身近な大牟田市の実態から指導していただき、自分達にできることを考え、安全マップやマイタイムライン表等を発信・共有したり、避難所設置の訓練を行ったりした。このことは、子ども達がメッセンジャーとして防災・減災の意識を発信する重要な取組となっている。
来年度の活動計画
令和8年度は、ESDにおいてさらに、手鎌校区を教材の柱とした体験活動や探究活動を充実させていきたい。また、中学校再編に向けて新校区の小学校と連携を図りながらカリキュラムマネジメントを充実させていく。そのために、
1.教師からの問題提起だけではなく、児童自ら問題を発見し、課題を解決していく仕組みをつくり、令和7年度までの実践をさらに高めていく。
2.郷土教育(食育、防災・減災教育)の目指す資質・能力を明らかにし、発達段階に応じた、系統的なカリキュラムになるように見直しを図っていく。
3.身近な「ひと・もの・こと」も最大限活用できるように、前年度からの引継ぎや実施時期の見直しなどの改善を図っていく。
4. 新たに福祉に焦点を当てたカリキュラムを構築し、中学校再編に向けて体験活動や協働学習を促進し、子供たちが自信をもって活動を行うことができるようにする。
