| 所在地 | 〒169-0073 東京都新宿区百人町4-2-1 |
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| 電話番号 | 03-3227-2107 |
| ホームページ | https://www.shinjuku.ed.jp/es-nishitoyama/index.html |
| 加盟年 | 1967 |
2025年度活動報告
文化多様性, 国際理解
本校では昨年度に引き続き、「カリキュラムマネジメント委員会」と児童による「ユネスコ委員会」を中心としてESDの推進に取り組んできた。その中でも本年度は、シンガポール・フアミン小学校との対面交流を軸に、児童の主体的な学びと国際理解の深化を図る一年となった。カリキュラムマネジメント委員会では、年度当初に全教職員で理念共有を行い、ESDの視点を基盤として総合的な学習の時間の方向性を学年で協議し、持続可能な社会の実現に向けて育てたい児童像を明確にした。この基盤形成が、国際交流においても教育的意義を持たせる下地となった。
本年度のフアミン小学校との交流では、昨年度の「教職員中心の交流」から一歩進み、児童が自ら調べ、発表し、共に活動する場面を多く設けたことが大きな発展である。歓迎会ではユネスコ委員会の児童がシンガポールについて紹介し、フアミン小の児童は日本について調べた成果を発表した。さらに、五年生によるソーラン節披露と体験、わらべ歌や合唱を通した交流など、体験型で双方向性の高い活動が実現した。書写の授業見学や給食交流では、生活文化の違いに触れながら自然なコミュニケーションが生まれ、国際理解の学びがより実感を伴ったものとなった。
また、児童主体の活動としてユネスコ委員会は昨年度に続き回収活動を継続しつつ、その必要性や意義について話し合い、新たな視点から取り組みを整理した。本年度はSDGsスタンプラリーなど、他学年へ広く働きかける活動も展開し、学校全体にSDGsの視点を浸透させた。
これらの活動は、国際理解と持続可能性の双方を実感を伴って学ぶ機会となり、ESDの理念を学校全体で共有する大きな契機となった。本年度の交流は、児童の主体性と相互理解をより強く育む実践として、昨年度から確かな発展を遂げたと言える。
来年度の活動計画
来年度は、本年度の成果を生かし、児童の主体性と国際理解をさらに深める交流を計画する。カリキュラムマネジメント委員会では、年間を通してESDの視点を共有し、交流活動を総合的な学習の時間とも関連付けて位置付ける。特に、事前に両国の文化や環境課題について学び、交流当日に児童が自ら発表・提案できる場を設けることで、学びと体験のつながりを強化する。ユネスコ委員会は、SDGs啓発活動や回収活動など今年度の実践を発展させ、多学年に広く働きかけながら交流に向けた準備を進める。来年度は、共同制作やオンライン交流の導入も視野に入れ、児童が継続的に関わり合う機会を増やすことで、持続可能な社会を共に考える学びを一層充実させたい。
