| 所在地 | 〒732-0068 広島市東区牛田新町一丁目1-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 082-228-2481 |
| ホームページ | http://www.hiroshima-syogyo-h.edu.city.hiroshima.jp/ |
| 加盟年 | 2022 |
2025年度活動報告
減災・防災, 気候変動, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 持続可能な生産と消費, エコパーク
1.ユネスコスクール認定校~ヒロシマから世界へ~
2023年11月、本校は、これまでの広島市商ピースデパートを通しての活動が評価され、ユネスコスクールに認定されました。本校で開催している広島市商デパートではSDGsやエシカル消費について学び、学校全体でSDGsへの取り組みを推進しています。今年度は、同じユネスコスクールである秋田商業高校を訪問し、交流を深めました。また、来年1月には、無印良品広島アルパーク店にて、一般市民の方を対象にポスター展示とポスター発表会を実施する予定です。
2.広島市商・長崎商業の平和交流、折り鶴の交換、長崎への寄付
今年度は、姉妹校である長崎商業高校の生徒と、8月5日に本校で平和交流を行い、翌6日には本校の慰霊祭に参列していただきました。8月5日の交流では、本校生徒が考案したクイズを通してひろしまについて知ってもらい、夜には一緒にお好み焼きを食べたり、広島土産を選んだりするなど、親睦を深めることができました。また、8月6日に開催された「第1回全国こども平和サミット」では、18年間にわたる長崎商業高校との平和交流の歩みや、「ZICO ALL-STAR GAME」「ピースマッチ」「ピースナイター」などスポーツを通じた平和活動について発表し、最後に共同平和宣言を読み上げました。
さらに、8月8日には長崎原爆資料館にて長崎市への寄付を行い、8月9日には長崎商業高校の慰霊祭に参列しました。慰霊祭の前には平和講話も参加し、「記憶はないが記録はある」というテーマのもと、1歳のときに被爆された方から当時の体験を直接うかがう貴重な機会となりました。

3.平和探求学習「身近なところから平和を考える」
今年度の平和探求学習では、被爆 80 年を迎える節目の年もあり、初めて2つの内容を実施しました。
3-1.「地元企業の平和について学ぶ」
5月2日、8社の地元企業をお招きして、「企地元企業から平和を学ぶ」をテーマとしてご講演をしていただきました。「各企業の歴史と戦後復興についての取り組み」や「現在企業が取り組む社会貢献活動」などを生徒に直接お話をしていただきとても貴重な経験ができました。
3-2.語り部による観光紙芝居『ハトのお爺さんの話』
ゲストティーチャーによる講話を通じて、平和の定義や「平和な社会とはどのような社会か」について学びました。生徒一人ひとりが平和を“自分事”として捉え、平和な社会の実現に向けて自分にできることを考える貴重な機会となりました。講師には、観光紙芝居『ハトのお爺さんの話』の語り部である山上隆男先生をお招きし、広島の歴史や平和への思いについてお話しいただきました。
4.第19回広島市商ピースデパート
2007年から毎年開催している模擬株式会社販売実習「広島市商ピースデパート」の取組を授業科目「総合的な探究の時間」を使って、年間を通し、学習や準備、運営に当たっています。取引企業は約40社で、来場者数は2日間で5000人を超えています。また、8社4校と連携し共同開発した商品や他校の生徒が制作した作品展示や商品を販売しました。


4-1.リサイクルブース
2021年から一般・産業廃棄物の収集を行っている株式会社コーヨー様と連携して、お客様に「持続可能なリサイクル・ゴミ分別」をテーマにしたブースを設けました。このブースでは、気候変動の原因となる二酸化炭素を減らすために、私たちにできることをお客さまと一緒に考えます。ゴミ分別の豆知識やリサイクルできるものを紹介しながら、身近な行動からSDGsに取り組むきっかけをつくります。
また、昨年に続き、段ボールやペットボトルを回収するリサイクルボックスも設置します。今年は広島市立大学の学生の皆様にもご協力いただき、「見て楽しい、体験して学べる」工夫を加えています。AIの技術を活用し、自動で分別の判定をするシステムを活用したゴミ箱を設置しました。この取り組みを通して、生徒もお客さまもリサイクルへの関心を高め、よりよい街づくりにつなげていきたいと思います。
また、お客さまにお買い物を楽しんでいただきながら、スタンプを集められるサービスも実施します。特設ブースの「SDGsブース」や各店舗にも足を運んでいただけるよう、さまざまな工夫を凝らしました。

4-2.「他校との連携」
広島市立広島工業高等学校の生徒が制作した「銅板折り鶴」や、広島市立広島特別支援学校の生徒がクリスマスや正月を意識して制作した商品を販売しました。その他、牛田中学校による販売の店舗や広島市立基町高等学校より被爆体験者と共同制作した「原爆の絵」をお借りして会場内に展示し、来場いただいたお客様に鑑賞していただきました。
4-3.「折り鶴昇華活動」
今回初めて、生協ひろしま様が実施されている、平和記念公園に寄贈される『平和の折り鶴』の再生に向けた取り組みとして、折り鶴の分別作業を広島市商ピースデパート当日に実施しました。この活動は、ピースデパートにご来場いただいたお客様にもご参加いただける体験型企画で分別していただいた折り鶴は、広島市立幟町中学校からお借りした「祈りの屏風」に入れる体験を実施しました。今後は生協ひろしま様より広島市立学校の卒業証書や折り紙、ハンカチなどに生まれ変わります。

来年度の活動計画
来年度も毎年開催している「広島市商ピースデパート」を活動の軸をし、発展させながら、多様な価値観に触れ、世界の平和につながる取り組みを推進していきます。生徒は恒久平和を希求し、経済社会の発展に貢献する資質を身に付けていけ、学習してきた商業教育の知識や技能を活用しながら、主体的にビジネス活動の立案に取り組んでいきます。そのためには、学校全体で情報を共有し、校外からの意見にも耳を傾け、外部と連携しながら、生徒の活動を支援する日々の指導体制を整えていきたいです。今年度から、企業との連携に力を入れており、来年度は企業の方々に学校行事に参加をしていただくなどをして、本校の取り組みをさらに活性化させていきます。
