• ならけんりつほうりゅうじこくさいこうとうがっこう
  • 奈良県立法隆寺国際高等学校

  • Nara Prefectural Horyuji Kokusai High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒630-0104 奈良県生駒郡斑鳩町高安2-1-1
電話番号 0745-74-3630
ホームページ http://www.e-net.nara.jp/hs/horyujikokusai/
加盟年 2010

2025年度活動報告

活動分野

文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 健康

 本校は教育目標に、「自ら学び、考え、実践できる次代の担い手となり、社会に貢献できる人間の育成を目指す」と定めている。この目標を達成するために、以下に挙げる3点を柱に、各教科、課外活動等を通して学習を行っている。
① 国際理解・文化の多様性
本校は、オーストラリアの Mount Lilydale Mercy College およびドイツのGymnasium Ernestinum Rintelnと姉妹校交流を毎年継続的に行っている。今年度は9月に10日間、オーストラリア姉妹校から20名の生徒の受け入れを行った。昨年までは15名であったが、受け入れ人数を増やすことで交流の幅をさらに広げることができた。滞在中、姉妹校生は授業への参加、華道や茶道などの日本文化体験、総合英語科の生徒による説明・紹介の後に法隆寺見学、またホストファミリー宅で生徒やその家族と異文化交流等を行った。
② 地域の伝統文化と歴史・文化遺産
第1学年の生徒全員で世界遺産である法隆寺を見学し、歴史文化科の生徒が仏像や建物について解説するという取組を行っている。このような学年全体で行う教育活動を通じて、郷土の文化遺産を学ぶ機会を設けている。
歴史文化科では学科の専門科目において、地元奈良や近畿地方の寺院や神社、博物館、研究機関、大学、図書館等を訪問し、その価値と普遍性について自ら学び、文化遺産の保存や伝承の方法について考えさせ、広く人類の築いた文化の継承に貢献できるような教育活動を実施している。3年次には、「歴史文化フォーラム」で課題研究の成果を発表している。
③ 持続可能な開発のためのグローバル目標の達成
ホールスクールプロジェクトの一環として、総合的な探究の時間などを用いて、持続可能な開発のためのグローバル目標(SDGs)の理解と行動を促進する授業を行っている。ESDの理念に則り、単に知識の伝達にとどまらず、探究や実践を重視している。第2学年では、学校や地域の課題について改善策を考え、高大連携校の協力を得て探究を行い、12月には代表班が成果を発表した。第3学年では、SDGsの社会の課題に視野を広げ、2020年からの「行動の10年」の理念に則り、知識として知るだけでなく行動を起こすことに重点を置き、個々ができる行動について考え、クラスで発表した。
 また12月にはWWLコンソーシアム事業の共同実施校として、本校生徒が高校生国際会議の運営を担い、台湾の生徒や名古屋、京都の高校生とともに地域課題解決に向けフィールドワークやディスカッションを行い、自分たちにできることについての提案を行った。その成果を2月の全校集会で報告する予定である。1月には大阪関西ASPnetの国際フォーラムにて、リトアニア、韓国、タイ、フィリピンの4カ国から参加の生徒とともに、持続可能な社会のための行動目標を話し合った。 

来年度の活動計画

 令和8(2026)年3月にはドイツ姉妹校へ20名の生徒派遣を行う予定であり、10月には、ドイツ姉妹校からの留学生の受け入れを予定している。令和7(2025)年度に受け入れを行ったドイツとは異なる文化に触れることで多様な文化的背景を持つ人と交流ができる生徒の育成を目指す。持続可能な開発目標の達成に向けて私たちにできることの提言を両姉妹校と共有し、両校の生徒との協働を進める。また共同実施校として参加したWWLコンソーシアム事業やASPnetの学び合いについて、来年度はより多くの生徒の参加を促したい。
 令和7(2025)年度も継続して総合的な探究の時間等を活用し、持続可能な取組についてホールスクールプロジェクトを通して学習を進めるとともに、全生徒がユネスコの理念を理解し自覚をもつことができるよう学習活動を深めていく。また、歴史文化科では地元の世界遺産を軸に歴史、文化についてさらに探究を深め、自律した学習を通して、社会に貢献できる人材育成をめざす。

過去の活動報告