「世界海洋デー」(6/8)

6月8日は「世界海洋デー」です。2008年12月5日の国連総会にて、国連決議63/111により制定されました。世界海洋デーのコンセプトは、世界で共有する海や個人個人の海とのつながりに思いをはせ、海が私たちの生活に果たす重要な役割や海を守る大切な方法についての認識を高めることを目的に、1992年にリオデジャネイロで開催された地球サミットにて初めて提案されました。

国連海事・海洋法課(UN Division for Ocean Affairs and the Law of the Sea (DOALOS))は、海洋とその生物資源及び非生物資源の持続可能な開発と利用に関し、国連と国際法が果たす役割についての認知度を高めるため、世界海洋デーに向けさまざまな活動を積極的に企画しています。

 

また、ユネスコの政府間海洋学委員会(Intergovernmental Oceanographic Commission (IOC))は、DOALOSと連携し公式な国連世界海洋デーポータルを運営しており、6月8日に開催される海洋に関する数々のイベントを支援しています。

世界海洋デーは、海が私たちの日常に果たす重大な役割についての認識を新たにする日です。海は私たちが必要とする酸素の大部分を生み出す地球の肺です。世界海洋デーでは、人間の行動が海にもたらす影響について考え、海を守るための国際的な市民運動を促進し、海洋の持続可能な管理プロジェクトを推し進めるために世界の人々を動員し、団結することを目的としています。海は食物や薬剤の主要な供給源であり、生物圏に欠かせない一部です。つまり、世界海洋デーは海の美しさ、豊かさ、そして可能性を記念する日です。

ユネスコスクールの国際指針では、年に2回以上国際デーを記念することが加盟継続の条件とされています。「世界海洋デー」を取り上げ、本テーマでSDGs達成に向けた取組をしてみませんか?

ユネスコHP「世界海洋デー」(英):https://en.unesco.org/commemorations/oceansday
ユネスコスクールHP(英)「国際デー」:https://aspnet.unesco.org/en-us/international-days