「世界海洋デー」(6/8)

6月8日は「世界海洋デー」です。2008年12月5日の国連総会にて制定されました。世界海洋デーのコンセプトは、世界で共有する海や個人個人の海とのつながりに思いをはせ、海が私たちの生活に果たす重要な役割や海を守る大切な方法についての認識を高めることを目的に、1992年にリオデジャネイロで開催された地球サミットにて初めて提案されました。

海は人類及び地球上のすべての生命を支えています。私たちは、海に完全に依存しているにもかかわらず、その10%ほどしか探査していません。海の広大さに比べ、私たちの知っていることはほんのわずかですが、わかっていることは私たちの行動の結果が海の至るところで明らかになっていることです。私たちは早急に海との関係を改善しなければなりませんが、私たちの努力はこれまでのところ表面をかすっただけにすぎません。海に関する機運を広めるため、私たちは海と海が支えているすべてのものに対して目を向け、新たに理解や思いやりを深め、協力し、尽力しなければなません。

2024年の「世界海洋デー」を記念し、国連は政策立案者、科学者、民間企業経営者、先住民族コミュニティ、著名人や青少年の活動家と手を組み、地球がどれほど大切なものかを強調し、いよいよ海を最優先に考えます。

ユネスコスクールの国際指針では、年に2回以上国際デーを記念することが加盟継続の条件とされています。「世界海洋デー」を取り上げ、本テーマでSDGs達成に向けた取組をしてみませんか?

ユネスコHP「世界海洋デー」(英):https://www.unesco.org/en/days/oceans
ユネスコHP「国際デー」一覧(英):https://www.unesco.org/en/days