「ネットいじめを含む、学校での暴力といじめに反対する国際デー」(11月の第1木曜日)
ネットいじめを含む、学校での暴力といじめは蔓延しており、多くの子どもや青少年に影響を与えています。
ユネスコ加盟国は、学校関連のあらゆる形の暴力は子どもや青少年の教育を受ける権利や健康とウェルビーイングを侵害するものであると宣言し、11月の第1木曜日を「ネットいじめを含む、学校での暴力といじめに反対する国際デー」に制定しました。
ユネスコ本部は、ユネスコ加盟国、国連のパートナー及び関連する国際機関や地域機関、市民社会、NGO、個人やその他のステークホルダーにネットいじめを含む、学校での暴力といじめに反対する運動を推進することを求めています。
2021年は“Tackling cyberbullying and other forms of online violence involving children and young people”(子どもや若者を巻き込むネット上のいじめやその他の形のオンライン暴力に取り組む)がテーマです。
詳細はこちら:https://en.unesco.org/commemorations/dayagainstschoolviolenceandbullying
ユネスコスクールの国際指針では、年に2回以上国際デーを記念することが加盟継続の条件とされています。「ネットいじめを含む、学校での暴力といじめに反対する国際デー」を取り上げ、本テーマでSDGs達成に向けた取組をしてみませんか?
ユネスコHP「ネットいじめを含む、学校での暴力といじめに反対する国際デー」(英):
https://en.unesco.org/commemorations/dayagainstschoolviolenceandbullying
ユネスコスクールHP(英)「国際デー」:
https://en.unesco.org/commemorations/international-days
【オードレ・アズレ ユネスコ事務局長からのメッセージ(一部抜粋)】
暴力は学校内のみに限定されるものではなく、教育制度はデジタル環境における児童・生徒の安全について教育する重要な役割を担っています。
学校教育においては、児童・生徒や若者に、ネットを利用する上でのマナーと正しい使い方についてや、ネット上での問題に対し、対処メカニズムを身に着けること、オンラインでの暴力を特定し、報告すること、そして最も重要な、ピア(自分と同年代の人たち)であろうと、大人であろうと、自身や他者をあらゆる形のネット上のいじめから守ることについての知識やスキルを教授することが求められています。