「学ぶ!実践する!ESD支援パッケージ」実施のご案内

公益社団法人日本青年会議所では、子供たちの環境に対する意識の向上とキャリア教育の一環として「学ぶ!実践する!ESD支援パッケージ」と題して、環境に関するSDGs事業や、使用済み天ぷら油で飛行機を飛ばそう!を実践としたパッケージを全国の小中学校を対象に実施しております。

学ぶ!では、私たち青年会議所メンバーが出前授業を行い、環境に関するSDGs事業や使用済み天ぷら油が燃えるゴミになるのではなく、環境にやさしい航空燃料SAFに変わる過程を学ぶことで、循環型社会の重要性を学んでいただきます。実践する!では、身近なところから始められる環境対策の取り組みの一つとして、天ぷら油で飛行機を飛ばそう!と題し、普段、燃えるごみとして捨てられることが多い使用済み天ぷら油を集め、環境にやさしい航空燃料SAFに転換する活動を実施するパッケージ事業となっております。全国各地でこの取り組みを実施し、あらゆるものが資源として活用される持続可能な循環型社会を構築したいと思っておりますので、ご賛同いただける方はぜひご連絡をいただければ幸いです。

※この事業には、日揮ホールディングス㈱様、㈱レボインターナショナル様にもご協力をいただいている事業となっております。

授業の様子・動画はこちら↓
https://masudayouhei.wixsite.com/my-site

【SDGs出前授業の内容と所要時間】
①SDGs出前授業:25分
②バイオディーゼル燃料の素生成実験:20分
(実際に使用済み天ぷら油を生徒か先生に持ってきていただき、それをバイオディーゼル燃料の素にする体験型の授業です)
③バイオディーゼル燃料で走るゴーカート乗車体験:30~50分
(有料かつ、台数に限りがあるので、予定が重なってしまったときは実施が難しいことがありますのでご了承ください)

【天ぷら油で飛行機を飛ばそうについて】
★運営方法・注意事項
①PTAが主体となって、各学校で現存する委員会に担っていただければと思います。
日本青年会議所が学校へお伺いします。
②使用済み天ぷら油は学校と相談し、置き場所や回収日等を決めてください。
(例:運動会等のイベントがある日など)
⑤周知活動(子供たちの保護者及び、地域住民への呼びかけをお願いします。)
⑥回収は有料(1kg5円)で引き取ります。収益は自由にお使いください。
⑦回収は株式会社レボインターナショナル様が行います。回収日等の打ち合わせをさせていただきます。また、基本的には20kg以上集まった段階での回収になります。
⑧収集は容器等に廃食油を入れ、そのまま回収BOXへ入れてください。

★お願い
①学校で実施する際は、この取り組みが環境へ貢献していることを実感していただくためにも、出前授業を行ってから廃食油回収という流れで実施をお願いいたします。
②現在、SAF 製造工場を 2025 年の商用化に向けて建設中ですので、 2025 年まで実施していただきますようお願いいたします。

★安全面について
①油の引火点(火を近づければ燃え出す温度)は、300~320℃
②油の発火点(油自体が燃え出す温度)は、370~400℃
(出典:消防研究所)となっております。
③持ち運びの際は、十分に冷やしてから運んでください。
※また、富士市の各小学校で10年ほど廃食油の回収を行っていますが、これまで安全上の問題は発生していないということです。ただ、若干匂いがあるので、人が集まりにくいところに回収ボックスを設置することをお勧めします。

お問い合わせ先
公益社団法人日本青年会議所
地球環境委員会
担当:外舘 090-5230-2440
担当:瀧口 090-8824-9009

浜松市東部中学校での授業の様子

天ぷら油で飛行機を飛ばそうの流れ。