• みなとみらいほんちょうしょうがっこう
  • 横浜市立みなとみらい本町小学校

  • Yokohama Municipal Minato Mirai Honcho Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 貧困

所在地 〒220-0011 横浜市西区高島1-2-3
電話番号 045-451-1515
ホームページ https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/es/minatomiraihoncho/
加盟年 2022

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 環境, 国際理解, 福祉

本校は開校当初からESDを軸とした学習活動を行ってきている。毎年、全学級が子どもたち自身で課題を発見し、ESDに関わるテーマを設定している。また、社会地域とつながり課題を解決していくというサイクルで年間を通しプロジェクトを行っている。年々積み重ねていくことが「持続可能な開発及び持続可能なライフスタイル」につながり、子どもたちの未来を担う力を養っていけると考えている。

開校6年目となる今年度は、ユネスコスクールとして、これまでの活動にユネスコの理念やユネスコスクールとしてどのような活動ができるか模索する年となった。

今年度の実践を生かし、来年度以降より、ユネスコスクールとしてどのような活動や学習ができるか考えていけるようにしていきたい。

【今年度の代表的な取組】

〇特別支援学級

「メガもりレモンサイダー」(持続可能な生産と消費)

「もっと地域の人と関わりたい。リユース瓶の良さについて知りたい。調べて分かったことを広めたい。地球環境を守るために自分たちができることについて考えて活動を進めていきたい。」という思いをもって、よこはま観光資源開発のがんばレモンプロジェクトに参加し、1年半レモンの木を育ててきた。クラスで考えたオリジナルラベルのレモンサイダーを様々な場所で販売してきた。近隣のスーパーや大学、市庁舎での販売と発表を通して、相手意識を高め、互いに認め合いながら一つの目的に向かって活動を進めていくことができた。また、「リユース瓶とは何か、リユース瓶の良さ」について広め、リユース瓶回収の呼びかけもしてきた。呼びかけを聞き、クラスに空き瓶をもってきてくれた友達や保護者の方々がいた。子どもたちは、自分たちの想いが他の人の意識を少し変えることができたということに喜びを感じ、次の活動への意欲をもった。まさに持続可能な開発を子どもたちが体現していった取組であると考える。

〇4年生

「みんなが安心できるまち みなとみらい」(減災・防災)

みなとみらいを今よりもより良いまちにしたいという思いをもち、調査活動をした。自分たちのまちは災害に強いインフラではあるが、共助の力に課題があると考え、自助・共助の力をつけるような活動を進めてきた。自分たちの住むマンションの防災設備を調査したり、防災センターの方に話を聞いたりした。さらに、区役所の防災担当の方から行政の取組や災害時に想定されている事柄について話し合った。また、自分たちも防災の力をつけるため、消防士の方から消火器の使い方や消火栓の使い方も教わった。地域のイベントでは自治体と協働し、災害時により良い判断ができるよう、調べたことを伝える活動や防災意識について調査活動をした。

子どもたちは、災害の備えは「してもらうこと」ではなく、「自分たちがすること」だという考えが強くなり、そういった考え方を地域の人たちに伝えていくことが重要であると考えるようになった。減災・防災に関わるたくさんの人と関わることで、命を守る大切さへの誇りを感じることができた。

〇6年生

「モンゴルの小学校と交流し、SDGsを深めよう」 (国際理解・文化多様性)

「SDGsをもっと広めたい。SDGsを達成するためには、日本だけでは達成できない。世界に広めるためには、みんなを笑顔にするような歌を作り発信しよう。」そんな思いをもち、5年生の頃よりCYO(シティーネット横浜)による協力のもと、モンゴルの小学校と交流を進めてきた。2年目となる今年度は、互いの学校で行っている身近なSDGs達成のための取組を情報交換したり、出来上がった歌を披露したりして感想をもらった。3回の交流を進めていく中で、日本の課題とモンゴルの課題は違うことに気付いたり、課題やそれぞれの文化は違くとも、目的は同じであることに気付いたりすることができた。そんな中、もう一度自分たちの足元を見つめ直し、これから自分が意識していきたいことを互いに話し合うことができた。世界に目を向けることで、多面的に物事を捉えたり、多様性の価値を感じたりすることができた。

来年度の活動計画

これまでの活動同様、ESDを推進していくとともに、海外との交流や多文化共生の視点を広げていけるようなプログラムを展開していきたい。海外との交流も、子どもだけでなく、教員も交流を行えるような展望も見出していきたい。また、本年度は、低学年では他学年や園児との関り、中学年ではまちへの働きかけ・高学年では、国際的な視野を取り入れることなど、社会とどのように関わっていけるのか、どのような資質を見出していく必要があるのか実践を積むことができた。次年度は学校づくりの一環として、ユネスコスクールを大いに活用し、横浜の都市、みなとみらいを他地域と比較し、多面的・多角的なこれまでの活動同様、ESDを推進していくとともに、海外との交流や多文化共生の視点を広げていけるようなプログラムを展開していきたい。海外との交流も、子どもだけでなく、教員も交流を行えるような展望も見出していきたい。また、本年度は、低学年では他学年や園児との関り、中学年ではまちへの働きかけ・高学年では、国際的な視野を取り入れることなど、社会とどのように関わっていけるのか、どのような資質を見出していく必要があるのか実践を積むことができた。次年度は学校づくりの一環として、ユネスコスクールを大いに活用し、横浜の都市、みなとみらいを他地域と比較し、多面的・多角的な視野を広げられる児童を育てていきたい。視野を広げられる児童を育てていきたい。

過去の活動報告