2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED), その他の関連分野

本校は「あたりまえのことをあたりまえに出来る人間」を教育理念とし、ESDの実践を通して「言葉の力」と「聴く力」を身につけ、論理的な思考力と高いコミュニケーション力を高めて「主体的な学び」の成果をもとに、より高い進路目標の実現に向けて「挑戦する力」の育成を目標とした。具体的には、①国際理解教育、②社会貢献活動、③課題探究学習を3つの柱として活動をした。ESD×SDGsをカリキュラムの中核におき、生徒一人ひとりがユネスコスクールの理念や価値を身につけることを目指して、それぞれの活動を実践した。

①国際理解に係わる学習
ア  グローカルシチズンシップキャンプの実施(6月)
イ  インド教職員との交流プログラム(12月)
②課題探究活動(イーストタイム)
ア グローカルシチズンシップキャンプに向けた準備と事後の振り返り
イ 〔ESD DAYⅠ〕SDGsについての大学との連携による講義(7月)
ウ 〔イーストタイムプレミアムプログラムⅡ〕SDGsについての企業・団体によるプレゼンテーション(12月)
エ すべての生徒がそれぞれの興味・関心をもとに設定した課題探究についての成果の発表(通年)
オ 大阪市立大学での課題探究中間発表(1月)
③社会貢献活動
ア 南三陸でのボランティア活動(12月)
イ 地域でのボランティア活動
ウ 生徒会のESD委員会の活動
エ サステイナブル研究部の活動(古着回収によるワクチン寄付・企業との共同)
④国連記念日に関する活動
ア 10月5日 〔世界教師デー〕全職員への周知
イ 12月10日 〔人権デー〕人権講演会の実施といじめに関する全校アンケート実施

来年度の活動計画

ア 6月〔グローカルシチズンシップ〕英語を用いて留学生との活動によるSDGsについての学び
イ 7月〔ESD DAY〕大学・団体との連携によるSDGsについての学び
ウ 11月〔イーストタイムプレミアムプログラムⅠ〕大学との連携による学び
エ 12月〔イーストタイムプレミアムプログラムⅡ〕企業・団体のSDGsについての取組からの学び
オ 1月 〔ユネスコ講演会〕SDGsに関連する企業または団体による講演からの学び
カ 3月〔HUG(課題探究討論会)〕生徒どうしの討論からの学び

上記ア〜カを軸に、すべての生徒が年間を通しSDGsについて、さまざまな視点から探究活動を継続的に行い、発表や振り返りを行う。また、活動を通して自らの行動変容へとつなげられるように促す。
そのために、それぞれの活動が円滑に行えるよう、外部機関等との連携を継続していく。
ESD委員会や、サステイナブル研究部も通年の活動を充実させる。すべての生徒が社会貢献活動を行えるような取組を企画する。帰国生との交流等、本校がこれまで取り組んできたさまざまな取組については、継続して実施する。