2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費

本校では、ユネスコ部として、校内外で活動を行っている。現在は7名が所属している。

2021年1月、大阪府立大学「I-siteなんば」で行われた「2020年度SDGsの地域連携 小さな成果の大きな連携」に参加した。ユネスコスクールが重点的に取り組む分野の「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」について学びを深めることができた。

また、京都・嵐山地区の美観を守るためにどのような実践を行っているかについて、嵐山自治会長が行った実践発表では、「異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重」の分野の観点から2020年10月に実施した、嵐山でのフィールドワークのフィードバックをすることもできた。さらに、大阪府立大学の学生による「嵐山から学ぶSDGs」と題した発表では、本校生徒が嵐山で実施したフィールドワークについて質問していただき、それに答える形で、その時の感想を発表することもできた。

2021年8月に、大阪府立大学「I-siteなんば」で行われた「大阪・関西ユネスコスクールネットワーク総会・研修会」には顧問がリモートで出席した。兵庫県立兵庫高校や大阪府立佐野高校において行われているユネスコスクールとしての活動報告を聞いたほか、新型コロナウイルス感染症の影響で交流が制限されている中で、各学校がどのように工夫して実施しているか、次年度以降どのような形で実施することができるかについて、先生方と議論を交わした。

2021年9月から11月にかけては、部活動の中でSDGsに関する調べ学習を行った。
17の目標の中から各々が興味のある分野を選び、インターネットなどを活用しながら学習を行い、最終的には一人ひとり模造紙にまとめ、11月の文化祭で発表を行った。

2022年初頭に実施を予定しているフィールドワークに向け、文化祭以降はその事前学習を中心に活動を行った。

その他、随時校内でペットボトルキャップの回収を行っている。

来年度の活動計画

例年通り、ユネスコ部としてのフィールドワークを実施予定である。行き先は生徒たちの意見も参考にしながら決定するが、ユネスコが認定した世界遺産の場所で実施する予定にしている。現在のところ、生徒たちからは「奈良」「仁徳天皇陵」といった案が出ている。

11月の文化祭では、その活動成果の発表を予定している。

1月には、書き損じはがきを校内で集め、「ユネスコ世界寺子屋運動」に参加する予定である。

その他、随時校内でペットボトルキャップの回収なども行う予定にしている。