2022年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, ジェンダー平等, 福祉
本校は、環境学習に関心をもち、環境に対する人間の責任と役割を理解し、環境保全活動に参加する態度、及び環境問題解決のための能力を育成し、「美を愛し、心の響く生徒」を育てることをテーマとして、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して「持続可能な開発」や「文化の多様性」を尊重する力の育成を目標とした。
具体的には、①生徒会の各委員会による環境保全活動、②LGBTに関する教育、③文化発表会でのSDGsに関する探究活動の発表、④アートフェスへの参加を行った。
① 生徒会の各委員会による環境保全活動
生徒会の各委員会ごとの活動により、環境保全活動を横断的に実施している。
・ 環境委員・・・ペットボトルキャップ、古紙、新聞紙などの回収
・ 緑化委員・・・花壇の手入れ、水やり、花植え活動
・ 福祉委員・・・書き損じはがきの回収、赤い羽根募金などの募金活動
また、これらの活動を各学年、各学級にも反映させ、学校全体としての取り組みとしてできるように努力している。
② LGBTに関する教育
具体的な事例を基に、教員が研修を行い、LGBTについて理解を深め、日常的な接し方や考え方について学び、学級経営に生かすことができた。また、生徒会が中心となって行った校則の見直しにも、LGBTに対する考えが入ったものを検討されるようになった。
③ 文化発表会でのSDGsに関する探究活動の発表
学校テーマを「私たちが創る未来」として、各自がSDGsと関わる探究課題を設定し、探求活動を行い、まとめ、文化発表記当日にはタブレットを使った発表を全員が行った。
④ アートフェスへの参加
栃木県内のユネスコスクール5校合同で『「WHAT’S your World Peace?」アートフェスin 2022」を行った。平和に関するポスターの募集、出品や作品の回覧展示を行って、生徒に平和に関する興味を高め、意識付けを行った。
来年度の活動計画
1 特別活動
①各種委員会における活動を通じて、環境保全活動を横断的に実施する。
・環境委員会 ペットボトルキャップ回収、古紙・新聞紙などの回収
・緑化委員会 花壇の手入れ、水やり、花植活動
・福祉委員会 書き損じはがきの回収、赤い羽根募金などの募金活動
2 総合的な学習の時間
①講師を招いての講演会や体験活動(人権問題、環境問題)に取り組み、生徒の人権意識
や環境保全活動への意識を育む。