2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, ジェンダー平等, 福祉

本校は、環境学習に関心をもち、環境に対する人間の責任と役割を理解し、環境保全活動に参加する態度、及び環境問題解決のための能力を育成し、「美を愛し、心の響く生徒」を育てることを目標としている。

具体的には、①生徒会の各委員会による環境保全活動、②LGBTに関する教育、③ソーラークッカー調理体験学習会による防災学習を行った。

① 生徒会の各委員会による環境保全活動

生徒会の各委員会ごとの活動により、環境保全活動を横断的に実施している。

・環境委員・・・ペットボトルキャップ、古紙、新聞紙などの回収

・緑化委員・・・花壇の手入れ、水やり、花植え活動

・福祉委員・・・書き損じはがきの回収、赤い羽根募金などの募金活動

また、これらの活動を各学年、各学級にも反映させ、学校全体としての取り組みとしてできるように努力している。

 

② LGBTに関する教育

1126日、認定特定非営利活動法人ReBitを本校へ招き、LGBTに関する講演会を行った。具体的な事例を基に、L(レズ)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)について、生徒たちは多様な性について真剣に考えることができた。

 

③ソーラークッカー調理体験学習会による防災学習

足利工業大学工学部教授をはじめ、足利市生活環境部環境政策課エネルギーチームを講師として招き、ソーラークッカー調理体験学習会を行った。災害時におけるソーラークッカーの利用の有用性を学ぶとともに、発展途上国など無電化地域での利用の現状と実用化に向けた取り組みを知ることを目的としている。太陽光という自然の力を利用して、ゆでたまご調理体験を行うことで、生徒たちは、環境保全やエコ活動について考えることができた。

来年度の活動計画

・特別活動

各種専門委員会における活動を通じて、環境保全活動を横断的に実施する。

・総合的な学習の時間

ソーラークッカー調理体験学習会の実施し、ソーラークッカーの利用の有用性を学ぶとともに、発展途上国など無電化地域での利用の現状と実用化に向けた取り組みを知り、環境保全やエコ活動についての意識を育む。