2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等

当校は、「地域に立脚しつつ地球的視野で活躍できる人材の育成」を教育目標として、ESDを科学、語学を含めたコミュニケーション能力の育成と捉え、ESDの実践をとおして、世界の多様な人たちとつながりを持ちながら、地域に貢献することのできるの力の育成を目指した。

具体的には、地域、科学、異文化を柱に、①地元、地域に係わる活動、②科学・環境に係わる学習、③異文化理解に係わる学習を行った。

①地元、地域に係わる活動

・鎚起銅器製作体験(前期課程1年生)

   燕市の伝統工芸である鎚起銅器製作の体験をとおして、地域の伝統文化、職業観、勤労観を養った。

・職場体験(前期課程2年生)

   地元燕市企業でインターンシップ活動を行うことで、地域、職業観、勤労観について学び、将来の生き方や進路についての考察を深めた。

②科学・環境に係わる学習

・全校ウォーク(全校生徒)

  全校生徒が長距離のウォークを行い、地域や環境について学んだ。

・エネルギー学習(前期課程1年生)

   発電所を見学し、説明を聞くことで、エネルギーについて学んだ。

・つくば科学の旅(前期課程1年生)

   筑波学園都市にて筑波大学、JAXAを訪問することにより、地域、科学観、宇宙、日本の技術力について学んだ。

・種子島修学旅行(前期課程2年生)

   種子島にて民泊を行い、種子島宇宙センターを訪問することにより、地域、伝統文化、宇宙、日本の技術について学んだ。

③異文化理解に係わる学習

・ユネスコスクール講演会(全校生徒)

   令和元年4月20日(土)に長岡市国際交流センター「地球広場」センター長、羽賀友信様から講演していただき、多文化共生社会を目指した地域づくり・グローバルな人づくりや、協働による地域力を世界に向けて発信している活動などについて学んだ。

・県内大学留学生ふれあい事業(前期課程3年生、後期課程4・5年生)

   英語が堪能な新潟大学の中国人留学生2名に年間複数回来校していただき、中国に関する情報や日本文化の印象を話してもらった。また、3・4年生は日本文化を留学生に英語で伝える活動を行い、表現方法について助言をいただいた。後期課程5年生では、中国、日本及び世界が抱えている社会問題について生徒と議論していただき、その解決策や将来自分たちが果たすべき役割について意見交換を行った。

 ・SDGs学習(前期課程3年生)

   生徒それぞれが社会のできごとに対して問題意識をもち、それらをSDGsと関連づけて、目標達成のための具体的プランを考えた。パワーポイントで、自分が調べたことをクラスの全員の前で発表した。

○中国高校生招へい事業(日中植林・植樹国際連帯事業2019年度中国高校生訪日団第2陣)

令和元年10月28日に、中国から計33名の高校生、引率、等々を招き、「環境、防災」をテーマにして様々な交流事業を行った。

来年度の活動計画

教育目標「地域に立脚しつつ地球的視野で活躍できる人材の育成」のもと、ESDを科学、語学を含めたコミュニケーション能力の育成と捉え、ESDの実践を通して、世界の多様な人たちとつながりを持ちながら、地域に貢献することのできるの力の育成を目指す。

具体的には、地元・地域に係わる活動、科学・環境に係わる学習、異文化理解に係わる学習を行う。

また、福祉活動として、書き損じはがき回収、ペットボトルキャップ回収、募金活動を行う。

(1)地元・地域に係わる活動

・鎚起銅器製作体験(前期課程1年生)

 ・職場体験(前期課程2年生)

(2)科学・環境に係わる学習

・全校ウォーク(全校生徒)

・エネルギー学習(前期課程1年生)

 ・つくば科学の旅(前期課程1年生)

 ・種子島修学旅行(前期課程2年生)

(3)異文化理解に係わる学習

・ユネスコスクール講演会(全校生徒)

・県内大学留学生ふれあい事業(前期課程3年生、後期課程4・5年生)

 ・SDGsについての学習(前期課程3年生)

(4)福祉活動

 ・書き損じはがき回収(グローカル部)

 ・ペットボトルキャップ回収(生徒会・福祉委員会)

 ・フェアトレード商品販売(グローカル部)