2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉

本校は、平成23年度に統合新校として開校した。開校より、ユネスコスクールとして登録されている。

教育目標を「実行する子」「思いやりのある子」「健康な子」とし、学校経営方針に基づき、特色ある教育活動にESDを位置付けて、教育課程を編成している。開校以来、校内研究としてESDに取り組み、平成31年度で9年目となる。
校庭西側斜面に広がる役7100㎡の学校林での学び、校地内の花壇・畑で栽培活動から始める食育、地域連携・地域貢献の3つの柱で単元開発を行い、毎年ESDカレンダーの改善を重ねている。
平成31年度は、研究主題「かかわり、つながりを大切にし、考え実行する子どもの育成」のもと、副主題「探究課題の解決に向けて、自ら学びを深める指導の工夫」を設定し、総合的な学習の時間・生活科を核として児童の主体的・協働的・探究的な学びを追究した。
学校林の中で児童の主体的な活動が充実するための鍵となるのが、教室内での取組である。そこでは確実に「考える力」「生きる力」が伸びている。課題の発見と解決に向けて主体的・協働的・探究的に学ぶ授業、仲間と考えをまとめてより深い理解や新しい学びの価値を創造する授業があるからこそ、学校林に入っていく児童には力強い目的意識があり、真剣に取り組むことができている。

来年度の活動計画

主な学習活動(通年/一部抜粋)
全体
■通年:エコキャップ・資源回収(児童会活動)

■通年:学校林整備作業(課外活動)

■届けよう服のチカラプロジェクト(児童会活動)

6月:出前授業「服のチカラとは」「難民について」

10月~11月:子どもの服の回収活動(2400枚以上)

■11月:豊ヶ丘自然学校(学校林ビバーク)(6年課外活動)

■12月:「エコプロダクツ2019」ブース発表(5・6年)

■2月:体験交流型学習発表会「とよぱあく」
(全学年児童が年間の教科横断的・総合的な学びの成果を発信)

第1学年
■「はるとなかよし」生活科(20時間)他
第2学年
■「2年生スペシャルたんけんたい」生活科(41時間)他
第3学年
■「地いきとつながろう」(70時間)
(1学期)地いき発見 貝取・豊ヶ丘  (25時間)
(2学期)自分たちにできることをしよう(35時間)
(3学期)みんなと地域をつなげよう  (10時間)
第4学年
■「未来につなげるよりよい暮らし」(70時間)
(1・2学期)未来につなげるよりよいくらしのために、
自分にできることを考え、実行しよう    (55時間)
(3学期)自分たちの未来について考え、発信しよう (15時間)
■グリーンカーテン等
第5学年
■「学校林博士になろう」
学校林の魅力を知って、深めよう(50時間)
■「米作り・麦作り」(20時間)
第6学年
■「100年後、200年後まで学校林を残そう」
学校林の魅力を知ろう   (35時間)
学校林の魅力を発信しよう (35時間)
■「多摩そば作り(麦栽培)」