2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, 健康, 食育

 本校は、2018年7月に加盟が承認され、県内唯一の中高一貫校で、かつSuper Science High Schoolであることから、持続可能な社会の実現に向けたESDと課題研究によるSDGsの到達に向けた研究を推進し、「高い志、創造的知性、豊かな人間性」を育むことを目標としている。具体的には、①SDGsに関わる活動、②ESDの実践、③国際的な視野を広げるための講演を実施している。

①未来創造プロジェクトにおけるSDGs達成のための課題研究と活動

 中学から高校まで総合的なの学習の時間を用い、地域社会の理解と研究から国際理解と持続可能な社会実現のための課題研究の実施と発表まで実践している(成果発表会は2月に実施)。理解を深めるための各種講演会やフィールド・ワーク(蔵王山とハワイにおける火山のフィールド・ワークなど)も随時実施している。また、ユニクロと連携した海外支援活動も行っている。

②ESDの実践

 各教科で実施を推進しているが、2月には東北地方ESD活動支援センターから講師を招へいし、職員研修も行う。

③国際的な視野を広げるための講演 世界的な有機ELの研究者である城戸淳二氏(山形大学工学部・7月)、極地における生物の国際的女性研究者である田邊優貴子氏(国立極地研究所・2月)による講演会を実施。

来年度の活動計画

未来創造プロジェクトにおけるSDGs達成のための研究とESDの実践を継続し、県内外でこれらをシェアする機会を増やすことが2年目の目標である。具体的には、東北ユネスコ・スクールでの発表、SSH校同士の発表会や東北・全国大会における課題研究の成果の共有、そして海外のユネスコ・スクール(海外の研修旅行先や所在地の東根市が姉妹都市提携を結ぶ関係からドイツのギムナジウムへのビデオレターも製作中)との交流を始める。