2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解

本校は、「明るくじょうぶな子」「進んでやりぬく子」「なかよく助け合う子」「正しく判断のできる子」を学校教育目標とし、平成15年度より地球温暖化防止に役立つ一つの方法としての「みどりのカーテン」を中心とした「緑から学ぶ環境学習プロジェクト」を継続して実施してきた。

地球温暖化防止への課題と関連を意識しつつ、身近な地域の自然環境や社会に関する持続可能な取り組みの向上を目指すため、以下の7つの力を身に付けさせることを目的としている。(①身近な地域の自然・文化の持続に関する知識理解②世界の自然・社会の持続に関する知識・理解③積極的なコミュニケーション力④主体的に学ぶ態度⑤他者と共働する態度⑥課題を発見し解決を目指す態度⑦多様性の尊重に関する価値観)

授業は、1・2年生は生活科、3~6年生は総合的な学習の時間に重点を置いている。

本年度は、コロナウィルス影響で、予定していた活動計画を変更せざるを得ず、十分な活動ができたとは言いがたい。以下に、本年度関連し実施した活動をあげておく。

○1年生・・・「アサガオとお友だち」

→育てるだけでなく、花や茎などを使って、作品製作活動を行った。

○2年生・・・「育てようⅢ」

→育てたい野菜をすべて、種から育てる活動を行った。

○3年生・・・「堆肥を作ろう」

→落ち葉や給食の野菜くずを集め、堆肥を作る活動を行う。(予定)

○4年生・・・「SDGsについて知ろう」

→世界の現状について目を向け、自分たちで何ができるか17の項目から考え、実行した。

○5年生・・・「おいしいお米を作ろう」

→実体験が不可能であったため、調べ学習を通して、作り方等をリーフレット形式でまとめた。

○6年生・・・「宇宙船地球号ー環境とエネルギー」

→緑のカーテンの育成に関わり、エネルギーの節約と地球温暖化防止について調べまとめた。

来年度の活動計画

○【緑のカーテン】を中心とする栽培活動や環境教育の見直し

○上記に伴う「生活科」「総合的な学習の時間」活動計画の修正

○ESDやSDGsをより子どもたちに浸透させていくような取り組みの再編