2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費, 健康

1 単元名(道徳・C—12)・1学年
多摩調べ
~SDGSの観点から2050年に暮らせるまちを目指して~

2 ESDを通して育みたい資質・能力
■身近な町について知ることで、持続可能な社会について考えを深める。
■自らも多摩市の社会に参画する一人であることを自覚し、多摩市でどのような取り組みが行われているか理解し、自分たちができることについて考える。

3 単元の目標
(1)「めざす環境像」について理解し、2050年に住み続けられるまちについて考えを深める。
(2) SDGSの観点から、自分の身の回りの環境について具体的な事例を挙げ、調べることで考えを深める。
(3)「多摩調べ発表」を通じて、多摩のSDGSについての取り組みを共有し、考えを深める。4 単元計画の概要【全10時間】
(1) 棚橋氏の講義を聞き、ESDについて理解する。【1時間】
(2) 「めざす環境像」から2050年に多摩が住みよい町になるにはどのようなことが必要か考える。【1時間】
(3) SDGSの観点から、自分の身の回りで興味のある者について調べる。【5時間】
(4)「多摩調べ発表」を通じて、多摩のSDGSについての取り組みを発表・共有することで考えを深めあう。

4 本単元を通して得られた成果と課題
(1)成果
・「よりよいまち多摩」について考えることにより、自分と身近な社会のつながりを意識させることができた。
また、ESDやSDGSの観点を取り入れることで、未来の町づくりについて考えるなど、身の回りだけでなく、世代を超えて自分たちの暮らしを考えるような学びの深まりが見られた。
(2)課題
・事前に多摩についての知識やSDGS・ESDの知識をさらに深めることにより学びあいに更なる深みをもたせることができた。

☐児童・生徒の学習の評価(意見・感想等)
・町がよくなるには、人と人がつながって「信頼」や「行動力」「情報」と必要なものが生まれてくることが大切である。やはり「団結力」が大切ではないか。(6班)
・お年寄りから若者すべての人が住みよい町を目指さなければいけない。(5班)
・ストレスをためない町づくりが大切。そのためには身の回りの環境を整える必要がある。(2班)
・ガスや電気などのインフラを整備する。また、説明会などを通じて知識を得たり、話し合いの機会を設けることも大切。(4班)

来年度の活動計画

5月に1年生が移動教室を行い、環境教育を中心に体験学習を行う。それに向けて、1年生では4月から事前学習を行う。11月には、2年生が職場体験を行う。職場体験を通して、体験先の企業のSDGsに関する取り組みについて学習し、発表しあう場を設ける。