2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解

 当校は「自らを律し、自分の生き方を創造することのできる人間性豊かな生徒の育成」を学校理念として、ESDを「この地球で生きていくことを困難にするような問題をについて考え、立ち向かい、解決するための力を育む教育」と捉え、ESDの実践を通して「人格の発達や、自律心、判断力、責任感などの人間性」「他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、『関わり』『つながり』を尊重できる個人」の育成を目標とした。具体的には、環境、防災、国際理解を柱に、①環境保全に係わる活動、②防災に係わる教育、③国際理解に係わる学習を行った。 環境保全に係わる活動では、第一学年において、2泊3日の移動教室を行い、「命をいただくこと、環境について考える」として、体験活動を行った。防災に係わる教育では、8月末に学校全体で「防災デイキャンプ」を開催した。国際理解に関わる学習では、1学年で留学生をゲストティーチャーとして招き、外国の文化を紹介してもらうと共に、外国人から見た多摩市の課題について考える取り組みを行った。

来年度の活動計画

5月に1年生が移動教室を行い、環境教育を中心に体験学習を行う。それに向けて、1年生では4月から事前学習を行う。8月末には、防災教育として、学校全体で防災デイキャンプを行う。その中で、簡易トイレ、アルファ米の調理、避難所運営ゲームなどの体験学習を行うことを予定している。また、多摩市子どもみらい会議の成果を受け、SDGs11「住み続けられるまちづくり」について環境教育や防災教育の中で取り上げていく予定である。