2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 福祉, 健康, 食育, エコパーク

高山小学校のユネスコスクールの活動は、「日本でもっとも美しい村でのふるさと学習」を基本に、高山村の人や環境から学び、地域のためにできることを見つけ、実践していくことを目的として学習を進めている。具体的には、2015年のユネスコスクール加盟時から継続的に取り組んでいる三つの取り組みを柱としている。一つ目は、学校・PTA・公民館が共催する親子体験講座「わくわく村」。二つ目は、生活科・総合的な学習の時間を中心にした地域に学ぶふるさと学習。三つ目は、学校支援ボランティアの支援による教育活動である。また、それらの成果の発表として「しらかば学習発表会」を位置づけ、地域にも発信している。今年度は、ここ3年間コロナ禍において開催を見合わせてきた発表会が、規模を縮小した保護者のみの公開であったが、開催できたことが大きな成果であった。村内へ出かける調査活動ヤ体験活動、交流活動等、本来の活動を変更したり、見直しをしたりしながら、ユネスコスクールとしての責務を果たすために、身近な活動を地道に継続させた1年間となった。

 柱その1「学校・PTA・公民館が連携した「わくわく村」講座の取り組み                                               ○親子ふれあい体験講座である「わくわく村」を、中止や延期も考慮しながら、できるだけ多くの参加機会が得られるように昨年度より3講座増やし、今年度は21講座開催

【開催した講座(関連分野)】切り絵教室(文化)・自然探検(環境)・ホタル学習教室(環境)・ハーバリウム教室(文化)・サバイバル飯体験教室(防災)・文化財探訪(地域遺産)・太極拳体験(国際理解)・SDGs入門(総合)・食材と上手に付き合う教室(食育/環境)・廃油石鹸作り(環境)・星空観察会(環境)・古道を歩こう(地域遺産)・太田せぎ・湯倉洞窟探検(地域遺産)・布草履と和綴じ作り教室(地域文化)・親子レクレーション(交流)・親子高山太鼓教室(地域文化)・アートとデザイン教室(文化)・親子木工教室(文化)・ソルガム収穫体験教室(食育)                                                                            計21講座

 

柱その2 「生活科・総合的な学習の時間を中心にした地域に学ぶ体験学習」
○生活科・総合的な学習の時間における地域に学ぶ学習および各教科とSDGsの関連付けをアイコンで示した年間活動計画である「ESDカレンダー」の作成

○11月26日(土)に本校体育館で「しらかば学習発表会」を開催し、取り組みの成果を保護者や地域に発信
【各学年の主な取り組み】 1年生…「秋探しに行こう」「ようこそ高山小学校へ(来入児との交流)」 2年生…「前田牧場へ行こう」「給食センターへ行こう」

「大豆でみそづくり」3年生…「高山の桜めぐり」「りんご作り体験」「共同選果場見学」「紙のリサイクルに挑戦」

4年生…「みんながくらしやすい村をめざして」「パラスポーツに親しもう」

5年生…「米作り体験」「ごみへらし大作戦②」「み力発見!美しい村高山村」

6年生…「ものづくりに学ぶ」「とれた野菜でできること」

柱その3 「学校支援ボランティアの活用による活動」

○周辺地域および村内の新型コロナウィルスの感染状況に応じて、外部講師の来校を調整しながら活動支援を依頼
支援を受けた主な取り組み わくわく村各講座の運営および講師(全校)・りんご栽培体験学習(3年)・みそづくり学習(2年)・米作り体験学習(5年)・外国語学習での民話紙芝居(6年)・読み聞かせ(全学年)・書道指導(3~6年)・水泳指導(全学年)

来年度の活動計画

令和5年度の本校の活動計画は、新型コロナウィルスの収束を念頭に、「afterコロナ」を見越した活動を推進していく。ユネスコスクール加盟当初より、村をあげて大切にしてきた活動を継続、あるいはリニューアルさせながら、本年度同様「日本でもっとも美しい村でのふるさと学習」を基本に、学びを進めていくことになるだろう。先に述べた三つの柱である「学校・PTA・公民館が共催する親子体験講座『わくわく村』」・「生活科・総合的な学習の時間を中心にした地域に学ぶふるさと学習」・「学校支援ボランティアの支援による教育活動」を核に、高山村の自然や文化を深く知り、持続させていくことを願う心情をもち、高山村を通して日本や世界の今日的な課題にも目を向けられる子どもたちを育むような活動を展開していきたい。また、自校、自村にとどまらず、同じゴールを目指す、県内・国内・世界の人々とつながる活動にも広がっていくことを願いたい。